2008年06月16日
コンテンツ番号2017
天皇皇后両陛下、3日間の公務を終えられ帰京
(2008.6.16)
6月15日に開催された第59回全国植樹祭に御臨席になられた天皇皇后両陛下は、3日間の御公務を終えられ、16日、大館能代空港から特別機でお帰りになられました。
両陛下は、3日間の滞在期間中、全国植樹祭への御臨席のほか地方事情視察のため福祉施設や先端企業などを御訪問になりました。14日は、午前11時過ぎに特別機で大館能代空港に御到着。天皇皇后両陛下の北秋田市への御訪問は、昭和36年の秋田国体で昭和天皇、香淳皇后両陛下が鷹巣中学校に設けられたバレーボール会場に御臨席になって以来47年ぶりとなりました。
両陛下は空港からこの日最初の御公務のため北秋田地域振興局に向かわれました。両陛下を歓迎しようと、途中の沿道には大勢の市民が集まり、ときおり強く降りしきる雨の中、歓迎用の小旗を持って歓迎しました。
この日は、朝方発生した宮城岩手内陸地震の影響で車列の御到着が少し遅れましたが、集まった人々は両陛下の乗ったお車が通過すると、歓迎に柔らかな笑みを浮べられ親しくお手を振って応えられるご様子に感激していました。 午後は、大館市の道目木更生園を御訪問になり利用者に親しく声をかけられました。
また、15日には全国植樹祭への御臨席を終えられた両陛下が森吉支所で御会食になられるため米内沢地区を御訪問。歓迎場所となった支所付近や長野岱付近でも大勢の地区住民らがお出迎え、お見送りで大歓迎しました。
支所付近では、初めての御来訪を歓迎しようと天皇在位20年を祝う横断幕を掲げた住民も見られ、両陛下は集まった大勢の市民からの歓迎に、御料車の中や、支所前から手を振って応えられていました。
ご滞在3日目となる16日は、小坂町をご訪問になり明治の香り漂う旧小坂鉱山事務所、レアメタル回収技術などで注目されている先端企業・小坂製錬(株)などを御訪問。大館市比内総合支所で御会食の後、国道285号線をお通りになり、途中湯の岱温泉付近、中屋敷・千樹里トンネル付近などで市民の歓迎を受けました。
大館能代空港にも、お見送りしようとする市民らが大勢集まり小旗を持って歓迎の準備。両陛下の車列が空港ビルに御到着になり、入口で歓迎に応えられたあと飛行機が飛び立つまで小旗を振ってお見送りしていました。
空港ビルでは、寺田県知事、岸部市長らがお見送りし、午後4時50分頃特別機でご出発になられました。