2019年06月02日
コンテンツ番号3120
餅と踊りで地域を元気に
(2019年6月2日)
第35回ふるさと踊りと餅っこまつり(和田テヱ子実行委員長)が、6月2日(日)に鷹巣銀座通り商店街で行われ、さまざまな催し物に多くの人が訪れにぎわいました。
このイベントは、昭和59年、鷹巣町婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)が、米の消費拡大と地域の活性化をねらいに同年10月に鷹巣町婦人会総会フェスティバルとして実施した「通り踊り」や米代児童公園での餅の販売がはじまり。翌60年から町商工会やJA、各婦人会などの協力で現在の名称で続いてきたものです。
この日は晴天に恵まれ、会場は来場者であふれ、餅の販売やフリーマーケットが出展されました。また、市民ふれあいプラザコムコム前には特設ステージが設けられ、鷹巣小学校金管バンド部の演奏や、綴子下町大太鼓保存会による獅子踊り、たかのすふるさと太鼓の演奏と踊りなど、多彩なイベントが行われました。
今年は北秋田市ふるさと大使であるハローキティのミニショーが行われ、会場に訪れた子どもたちは一緒に踊ったり、写真を撮ったりして盛り上がっていました。
毎年恒例の「餅の引き伸ばし大会」も開催され、終了後には参加者につきたての餅を使ったおしるこが振る舞われました。
そのほか、イベントに合わせて大館人権擁護委員協議会による街頭啓発が行われ、1日人権擁護委員に委嘱された教育委員会学校教育課のロバート・ショーン・コリガンさんが人権擁護委員と共に市民に啓発パンフレットや啓発用品を配布しました。
ふるさと踊りを前に行われた開会セレモニーで、和田実行委員長は「ふるさと踊りと餅っこまつりは、活力ある地域づくりを目的として始めたものであり、皆さんの協力もあり今年で35回目を迎えることができた。今日は、みんなで大いに盛り上がり、楽しみながら、今日の元気を明日からの活力につなげてほしい」などとあいさつ。
つづいて、来賓を代表して津谷市長は「イベントを開催するに当たり、ご尽力いただいた関係各所に感謝する。暑い中ではあるが、皆さんが一緒になってイベントを楽しんでもらいたい。これからふるさと踊りが始まるが、皆さんのパワーを思う存分出してほしい」などとあいさつを述べました。
セレモニーの後に始まったふるさと踊りでは、横断幕を先頭に、綴子下町の大太鼓が豪快な音とともに行列を先導しそれに続いて、子ども太鼓、たかのすふるさと太鼓や各婦人会、鷹巣小学校児童、市内の企業から参加した踊り手で通りがいっぱいになりました。沿道の観衆からは、太鼓の演奏や美しい踊りに大きな拍手が送られました。