2008年05月11日
コンテンツ番号2226
五月晴れの下、各小学校に歓声響く
(2008.5.11)
さわやかな五月晴れとなった5月11日(日)、北秋田市内の全16小学校で運動会が行われ、各学校で子どもたちの歓声が響きわたりました。また、前日の10日(土)は鷹巣中学校を除く4中学校で体育祭が行われました。
両日とも、市内全域で朝から晴天が広がる絶好の運動会日和。児童生徒、教職員や保護者のほか、地域の人たちも元気な子どもたちの姿を見守りました。
11日の小学校の運動会のうち、鷹巣南小学校との学校統合のため今年度限りで閉校となる七日市・竜森小学校(明石勝美校長、児童数12人)では最後の運動会。午前9時から始まった開会式には、同校教員がデザインした「LAST RUN」の文字がプリントされたオリジナルTシャツを着た12人の児童と教職員のほか、吉岡興市議会議長ら招待者、地域住民など約100人が参列しました。
はじめに、大会会長の明石校長が整列した児童を前に「今日は最後の大運動会。毎日の練習の成果を思う存分発揮して思い出に焼き付けて」と、また保護者や関係者には、「“小さな大学校”の12人に激励の拍手をかけてあげてほしい。そして最後の運動会の一日を子どもたちと共有してほしい」とあさいつ。
また、同校の顧問で竜森小学校創立130周年記念式典実行委員会の清水修智実行委員長が、明治11年に七日市学校小猿部分教室として与助岱に開設された当時からの学校の沿革などを紹介しながら、「これまで長い間変わりなく行われてきた運動会も今年で最後となるが、皆さんの先輩たちが残してきた伝統は決して消えることはない。今日は、力いっぱい最後までがんばって」とエールを送りました。
来賓祝辞のあと、赤組の堀部亘世(のぶと)君(6年)、白組の笹代智也君(同)が元気よく選手宣誓し大会が始まりました。児童たちは徒競走や持久走、綱引き、遊競技のパン食い競争、借り物競争などでグラウンドを思い切り走りまわったほか、保護者や地区住民も「地区対抗綱引き」で心地よい汗を流し、交流を図りました。
このほか、児童たちは、竜森小学校オリジナルの「竜の子体操」のほか、地域伝統の「奴踊り」「駒踊り」などを披露し、応援席から大きな拍手を浴びていました。このほか、いくつかの小中学校の運動会(体育祭)のようすを写真でご紹介します。