2008年05月18日
コンテンツ番号2290
ふるさとに心を残し成長を願う
(2008.5.18)
第33回誕生の森記念植樹が5月18日、アジサイが有名な翠雲公園(合川地区三木田)で晴れやかな青空のもと行われました。
この誕生の森記念植樹は昭和51年から、前の年度に生まれた子供の健やかな成長を願い、合川地区でかたちをかえながらも継続して行われてきたもので、今年は、平成19年4月2日〜20年4月1日までに合川地区で生まれた子供のうち19人(男7人、女子12人)が申し込み、当日はその家族を含め、約80人の参加者がアジサイの苗木を記念植樹しました。
はじめに、関源一合川公民館長が「第1回目は昭和51年で65人による植樹を行った。現在は19人参加と時代の流れを感じる。子供は少ないがそれだけ地域の期待も大きい。それぞれの思いを込めて植樹してほしい。植えた後も、ときどきこの公園を訪れては、子どもたちが植えた木々の成長を見守るとともに、大きくなっても自分の木を見に帰ってきてほしい」とあいさつ。
つづいて、植え方の説明後、約5年間育成され1メートルほどに育ったアジサイの苗木を、約50センチほどの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親、兄姉らが一緒にバケツ、スコップを片手に植樹を行いました。
植樹されたアジサイのかたわらには、子どもの名前と生年月日、そして子どもへのメッセージが書かれた標柱が槌で打ち込まれ、植樹が完了。
その後、参加者たちはそれぞれが植えた苗木を前に記念写真を撮ったり、兄姉が以前に植えた苗木の成長ぶりを確認したり、古くなった標札にラッカーを吹き付けたりしていました。全員の植樹が終わると公園をバックに全員で記念撮影しました。
また、参加者全員の代表が、今回の植樹と当市開催の全国植樹祭を記念し標柱を立てるとともに、その側には、全国植樹祭のおりに、天皇皇后陛下がお手植えされるブナとヤマモミジにちなみ、ブナとヤマモミジをそれぞれ1本づつ植樹しました。