2008年05月22日
コンテンツ番号2303
内陸線の通勤利用を要請 岸部市長訓示
(2008.5.22)
市職員の秋田内陸線を利用した通勤についての市長訓示が、5月22日、市役所大会議室で行われました。
訓示には、内陸線の通勤利用が可能な職員約70名が出席。自宅が内陸線の最寄駅から2キロメートル以内の職員などを対象としました。
岸部市長は「内陸線の存続については、株式会社であることから株主総会で決定されるもの、全株式の2分の1を保有する県の影響が大きい。平成23年まで安全対策を講じる必要があるため、県では9月までに一定の方向性を示すとしている。地元自治会長や関係団体からも市の取組はどうなっているなどと話しがある。地元住民の皆さんにも、駅まで自動車の乗合いをお願いしているし、駅までの集落バスの運行なども検討している。また、市の観光にも内陸線は不可欠。どうしても残したい。職員の皆さんにも通勤利用に協力してもらいたい。利用しやすいように、時差出勤の実施や朝夕の増発なども検討し会社に要望していきたい。それぞれの家庭において様々な事情があると思うが是非協力してほしい」と訓示しました。
さらに岸部市長は、「職員の皆さんから要望や意見はないですか」と呼びかけました。
これに対し吉田産業部長が「朝夕の通勤時間帯の車内はけっこう混んでいる。現在は1両編成での運行だが、混雑緩和のため2両の運行にしてほしい。また、単線であるため途中駅での待ち時間で電車が止まってしまう。もっと乗車時間を短く効率的な運行をしてもらいたい」などと要望しました。
岸部市長は「内陸線に申し入れをして、利用しやすい環境づくりを整えたい」と答えました。
このあと、 定期券の購入についての手続きの方法等が説明されました。6月1日から実施する。総務課より定期券購入券を交付して、6ヶ月定期分の通勤手当を支給する旨の説明がありました。
現在、内陸線を利用して通勤が可能な職員は92名。また、現在通勤利用している職員は12名。