2008年05月26日
コンテンツ番号2315
危機管理体制を再確認〜「県民防災の日」防災訓練〜
(2008.5.26)
昭和58年5月26日の日本海中部地震から25年目となる「県民防災の日」の5月26日、市では災害に備え防災訓練が行なわれ、有事に備え体制や役割などを確認しました。
訓練は、午前10時30分、森吉支所付近を震源とする震度6弱の直下型地震が発生し、米内沢地区では、地震による被害が多く発生。米内沢小学校では、児童が倒れたロッカーの下になって負傷、また避難する際に負傷者が多数発生した。さらに救急活動中に理科室から出火、2階に1名逃げ遅れがいる模様。また、公共施設が多数被災し、ライフライン、施設等が多数の被害をうけているとの想定で実施されました。
災害発生後、ただちに市役所内に地域防災計画に基づき、災害対策本部を設置し県へ報告。各支所、消防本部では被害状況調査報告により本部に報告。災害対策本部は、関係部署に連絡及び報告、職員を参集するなど、有事おける本部の設置、体制の確認、情報収集・伝達、各自の役割を確認し、危機管理体制を確認し合いました。
地震や火災など、災害はいつ起きるかわかりません。災害が起きたときは、あわてずに情報を正しく確認、伝達し、地域のみなさんと一緒になって行動することが大切です。そのためにも、日頃の備えや避難場所を確認しておきましょう。
秋田県は、昭和58年5月26日に発生した「日本海中部地震」を風化させないために、 5月20日から26日までの1週間を「県民防災意識高揚強調週間」に定めており、5月26日を「県民防災の日」として毎年訓練を行っているほか、この週間中に訓練を行うよう働きかけています。