2008年05月29日
コンテンツ番号2310
ノロ川牧場入牧式
(2008.5.29)
ノロ川牧場の入牧式が5月29日(木)、森吉山麓高原のノロ川牧場で行われました。 森吉山麓高原は、平成10年に開催された第12回日本ジャンボリーの会場にもなったところで、現在78haが牧場として利用されています。 放牧される牛は、畜産農家10軒の赤毛和牛や黒毛和牛60頭ほどで、10月上旬まで自然環境のなかで肥育されます。
入牧式では、北秋田市森吉畜産改良組合の武石吉呂組合長が「下山するまで事故のないようまるまると育ってもらいたい」とあいさつ。
長谷川好久森吉支所長、北秋田地域振興局、JA北央の担当者が「食の安全安心が叫ばれる中、恵まれた大自然のもとで見事に成育して品質の高い肉牛を生産できるよう期待したい」などと祝辞を述べたあと牧場に向けて放牧の安全を祈願しました。
この日放牧された牛は予定されている一部ですが、さっそく新緑が広がる牧場に散らばって悠々と牧草を食んでいました。 ノロ川牧場の放牧頭数は年々減少傾向にありますが、市の担当者は、美味しい肉牛を生産するためにも畜産農家の期待に応えて管理に努めたいと話していました。