2008年04月01日
コンテンツ番号2330
商品開発や創業相談、パソコン指導など
(2008.4.1)
大館市から北秋田市に事務所を移転、「街なかITプラザ(MIT)」として生まれ変わった秋田県商工会連合会北部指導センター(小笠原正武センター長)の開所式が松葉町の銀座通り商店街の一角にオープンし、4月1日、開所式が行われました。
同センターは、商工会員を対象として、経営革新や商品開発、販路の拡大など多用なニーズに応えるために県商工会連合会が中央部、北部、南部の県内3カ所に設置している指導・相談機関。中央部は秋田市、南部は横手市に設置され、北部はこれまで大館市御成町の大館商工会館内に置かれていましたが、活動エリアが能代山本から鹿角市まで7商工会を抱え広範囲であることなどから、ほぼ中心地となる北秋田市鷹巣地区の空き店舗に移転。
これを契機に、従来の専門的経営支援機能に加え、新たな3つの機能を備えた商店街共生型広域指導センターとして再スタートを切ったものです。商店街の中心に設置された店舗型のセンターは全国初。
開所式でははじめに、秋田県商工会連合会の齋藤玉宏専務理事が、「県連合会では、『もうかる事業』『元気のある地域づくり』などを盛り込んだ地域貢献計画を策定し、20年度から事業をスタートすることになるが、ここは、まさにその計画を実践するための施設。会員が利益を上げることを最重点に掲げており、少し元気を失っている北秋田市の中心部でにぎわい創出のために貢献したい」などと意欲を語りました。
また、全国植樹祭に合わせて県連合会が開くイベント「おもてなしまつり」を5月24・25日に北秋田市で開催することやJTBとタイアップして内陸線を活用した事業を行う計画なども示しました。
この後、齋藤専務、岸部市長、吉岡議長、津谷永光県議会議員らによるテープカットが行われたほか、看板が序幕され、センターがオープンしました。
センターには小笠原センター長ほか職員4人が常駐し、最大6人で指導や相談業務に応ずることになっています。室内には執務スペースのほかパソコン4台が置かれているインターネットコーナー、会議や商談を行うミーティングコーナー、県北地域の特産品が展示されている商品棚が設けられ、明るく入りやすい雰囲気になっています。
小笠原センター長は、「スタッフ一同、親身になって業務にあたりたい。商工会員だけでなく、事業をされている方に広く利用してほしい」と呼びかけています。
街なかITプラザの所在地、主な機能等は次のとおりです。
■所在地:北秋田市松葉町10-16
TEL:0186-67-8160 FAX:0186-62-1355
- IT活用支援機能(インターネット機能)
- 商品力磨き上げ機能(専門家派遣事業)
- にぎわい創出機能(ミーティングコーナー)
- 経営リスク対応機能(経営セーフティネット共済推進室)