2008年04月04日
コンテンツ番号2328
来年度、鷹巣南小と統合の竜森小学校で入学式
(2008.4.4)
平成20年度を最後に鷹巣南小学校と統合し、廃校が予定されている竜森小学校(明石勝美校長)で4月4日(金)、入学式が行われ、2人の新1年生が希望に胸を膨らませて式に臨みました。
竜森小は明治11年の創立。学校林での育林活動や13回の全県優勝を数える子ども自転車大会、郷土芸能「上舟木駒踊り」の伝承を子どもたちが担うふるさと学習などユニークな活動で知られています。しかし、少子化などの影響から児童数も減少し、市の小学校再編整備計画(19年度〜28年度)では、今年度限りでの閉校が決まっています。
この日、同校最後の新1年生として晴れの入学式を迎えたのは、藤本巽(たつみ)君と三上美里(みさと)さんの2人。担任の先生に付き添われて花のアーチをくぐり、10人の在校生や保護者など出席者から大きな拍手での祝福を受けて入場しました。最初は緊張気味の2人でしたが、入学児童点呼では、2人とも元気いっぱいに「はい!」と大きな返事。
また、「元気なあいさつができること、自分のことは自分でできるように、そして交通事故に遭わないように」との校長先生からの3つのお願いにも、しっかりとうなずいていました。
入学式終了後開かれた在校生による「1年生を迎える会」では、お兄さん、お姉さんの児童たちが花笠音頭や合唱、楽器演奏で楽しく歓迎。最後に2年生の梅原琢也君が、紙で作った冠とレイを2人にかけてあげ、「これから一緒に楽しく勉強したり遊んだりしましょう」と握手を交わしました。
市立小学校の入学式は、明日5日(土)に大阿仁小学校、7日(月)にその他の14校で行われます。また中学校の入学式は、5日(土)に阿仁中学校、7日(月)に鷹巣、鷹巣南、合川、森吉の各中学校で行われます。