2008年04月06日
コンテンツ番号2329
鷹巣、合川、森吉、阿仁各地区に支団集結
(2008.4.6)
北秋田市消防団(吉田嘉隆消防団長)と婦人消防隊による一斉放水訓練が4月6日(日)、鷹巣、合川、森吉、阿仁の各地区で行われ、制服姿の団員たちが有事に備えきびきびとした動きで訓練に臨みました。
この訓練は、春季の火災多発期を迎え、消防ポンプ等の機械器具の点検や知識と技術の向上を図る目的で実施されているもので、全国的に展開されている春の火災予防運動の時期に合わせて行われています。
訓練場所となったのは、鷹巣地区が鷹巣中央公園、合川地区が新田目地内の阿仁川河川敷、森吉地区が米内沢ショッピングモール下の阿仁川河川敷駐車場、阿仁地区が吉田堤。
このうち鷹巣中央公園で行われた鷹巣支団(佐藤文信支団長)の訓練は、消防団10分団と婦人消防隊計282人及び消防本部職員が参加。団員らは、肌寒い早朝の訓練にもかかわらず、中央公園大堤の西側の岸辺にポンプ車や小型動力ポンプを設置、午前7時、一斉放水開始の合図とともに、堤の中央部に向かって水のアーチが連なりました。
閉会式では、岸部市長代理として統監役を務めた松岡宗夫企画部長が、「日ごろより市民の生命、財産を守る活動に従事していただき、深く感謝申し上げる。これからも切磋琢磨され、ご活躍いただくことを期待します」などとあいさつ。
続いて、吉田市消防団長が、「この時期、原野火災も心配される。住宅火災への備えはもちろん、日々の巡回などの実施で万全の態勢をとり、市民の信頼を得られるよう努力を願う」と訓示しました。
まだまだ寒さが残り、家庭や職場でストーブ等の暖房器具など火を使用する機会が多く、また空気が乾燥し、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなります。火の取扱いには十分注意し、火の用心を心掛けましょう。