2008年04月23日
コンテンツ番号2427
北秋田市うめーもんキャラバン隊が発足
(2008.4.23)
北秋田の優れた食材を使った特選品を全国、世界に売り込もうと発足した「北秋田市うめーもんキャラバン隊」
地域の特選食材を活用した食ビジネスの推進に取り組んでいる、北秋田市うめーもん創作協議会(松田正男会長)による「北秋田市うめーもんキャラバン隊」の旗揚げ式が4月23日、市内のホテルで開かれ、隊員がPR用のぼりを手に気勢を上げました。
このキャラバン隊の発足は、北秋田地域振興局農林部が企画し3月8日、秋田市の秋田市民市場で開かれた「北秋田の特産品試食宣伝会」がきっかけでした。宣伝会に参加した7社から、自分たちの商品を高く評価する声や、多くの方に買い求めて頂いたことから、このイベント1回で終わらせたくないとの思いで、北秋田市うめーもん創作協議会とともに、外販のために新規の団体を立ち上げ、新たに3社を迎えて、計10社で北秋田市うめーもんキャラバン隊の旗揚げになりました。
旗揚げ式では、藤田北秋田振興局長、岸部市長、伊藤市商工会長が祝辞を述べ、岸部市長は「みなさんの意欲的な活動は、地元にとってはとてもいい活力になります。自信を持って、北秋田市うめーもんをPRしてください」と述べました。
岸部市長から、キャンペーン用ののぼり旗が授与されたあと、キャラバン隊の庄司昭隊長が、「北秋田の特産品を、隊員一丸となって日本全国、そして世界に向けて情報発信できるよう努力したい」と、決意を表明しました。
- 北秋田市うめーもんキャラバン隊(10社)
鷹巣町農業協同組合、あきた北央農業協同組合、愛郷比内地鶏、大館北秋田森林組合阿仁特用工場、鷹松堂、大森農機(定吉米本舗)、株式会社くまがい卵油、マルイシ食品、阿仁川あゆセンター、(有)阿仁観光開発 - 北秋田市うめーもん創作協議会
本市と上小阿仁村の飲食店、宿泊施設、JA、商工会などで組織され、北秋田地域で生産される比内地鶏や山の芋などの食材を活用、市ならではの調理メニューや弁当、お土産品などの商品開発、販売促進につなげることを目的に昨年9月26日に発足しました。
引き続き、同会場で「平成19年度北秋田市提案公募型特産品活性化推進事業」に採択された、2つの事業のプレゼンテーションが行なわれました。
この事業は、市で産出される原材料や資源等を活かし、創意工夫により特産品の創出した事業者を支援することにより、地域活性化を図ることを目的とするもので、平成18年度新規に創設されました。補助対象経費は、特産品の開発、改良にかかる経費のうち、研究開発費や事務費、委託費などで、補助率は2分の1、上限は50万円とされています。
平成19年度に採択され事業を展開したのは、「こごみパウダー研究開発事業」の(有)栄物産・代表取締役藤嶋佐久栄さんと、「 なんこ鍋パッケージ事業」の(有)阿仁観光開発・代表取締役社長庄司昭さんです。
※本事業は今年度も実施されます。申請期限は6月30日。プレゼンテーションなどによる審査は7月中旬に行われる予定です。