2008年03月22日
コンテンツ番号5127
全国植樹祭記念式典音楽隊合同練習会
市内4高校の吹奏楽部が参加する第59回全国植樹祭の音楽隊の合同練習会が3月22日(土)、北秋田市交流センターで行われ、約40名の吹奏楽部員が、式典で演奏する吹奏楽曲を「特訓」し、演奏技術とチームワークを高めました。
音楽隊は、鷹巣農林、鷹巣、合川、米内沢の市内4高校ほか秋田南、新屋の6校の吹奏楽部員で編成。4月以降の新入部員の数にもよるものの、200名規模の編成が予定されています。式典で演奏される予定の楽曲は、ファンファーレ2曲のほか、式典中に演奏される3曲、それに国家「君が代」の6曲。ファンファーレは、天皇皇后両陛下御着きの時、及び開会および閉会のことばに合わせて、また他の楽曲も苗木の贈呈など各場面で演奏されます。
ファンファーレなど5曲は、秋田わか杉国体の開・閉会式で使われた楽曲の作・編曲でも知られる音楽アドバイザーの天野正道氏(51)の作曲。この日は、4校の吹奏楽部員約40名のほか、4校及び新屋高校の吹奏楽部の顧問の先生が参加しました。
吹奏楽部員ははじめに、鷹巣農林高校の牧野賢美(やすみ)教諭から演奏に対する心構えなどについて説明を受け、めいめいに分かれて約30分ほどパート練習。この後、同教諭の指揮・指導で、合同練習を開始しました。(→動画で紹介)
楽曲はいずれも、天皇皇后両陛下をはじめ国務大臣や全国からの特別招待者の前で演奏される式典曲とあって、格調が高く優雅さを備えた曲ばかり。会場では、ピーンとした緊張感が漂う中、吹奏楽部員も、指導の先生たちも真剣に練習に取り組んでいました。
音楽隊の合同練習は、この後5月18日(日)と6月1日(日)に行われる予定です。5月18日は、森吉総合スポーツセンターで、6月1日(日)は北欧の杜公園での式典総合リハーサルで、それぞれ6校合同による演奏のリハーサルを行い本番に備えます。
このほかの式典関係では、市内小中学校が役割を担う演技隊と介添え、合唱隊の練習が来週24日(月)、25日(火)に予定されています。24日は式典でのアトラクションに出演する演技隊と介添えの練習会。市内16小学校の5年生約320人が参加し、鷹巣体育館(演技隊)と鷹巣農林高校見本林(介添え)を会場に演技の振り付け、介添えを担当する心構えや動作を学びます。
また25日には市内5中学校の2年生約330人が参加し、合唱(会場・鷹巣中学校)と介添え(鷹巣農林高校見本林)の練習をします。合唱隊は式典で「君が代」を、式典終了後のイベントでは「浜辺の歌」を歌うことになっています。
(2008.3.22)