2008年03月25日
コンテンツ番号5135
市内5中学校の生徒が合唱と介添え役を合同で練習・研修
北秋田市の中学生が参加する第59回全国植樹祭合唱隊と介添え役の合同練習・研修が3月25日(火)、鷹巣中学校などで行われ、5中学校の男女生徒がハーモニーを合わせ、また各自の役割を確認しました。
植樹祭では、午前11時前から始まる式典で、天皇皇后両陛下が会場にお付きの後、国旗、大会旗、県旗3旗の掲揚の際に君が代が演奏されることになっています。鷹巣農林高校など市内4高校を含む県内6高校による音楽隊が伴奏を務め、鷹巣中、鷹巣南中、合川中、森吉中、阿仁中の5校の3年生が合唱隊を編成し、歌声を響かせます。
このほか、式典終了後のイベントでも、秋田ゆかりの歌として「浜辺の歌」「どじょっこふなっこ」「りんごの歌」「青い山脈」(※)が歌と楽器演奏で披露される予定で、このうち「浜辺の歌」と「どじょっこふなっこ」を、本市中学生の合唱隊が歌うことになっています。
この日は5校の生徒255人が参加。はじめに体育館で県の担当職員から植樹祭全体について説明を受けた後、鷹巣南中学校の齋藤博生教諭の指導で、合唱の練習を行いました。
生徒たちは、齋藤教諭から「天皇皇后両陛下は、さまざまな行事に出席されており、武道館のような大きな会場でも響き渡るような君が代も聞いている。どんなに大きな声で歌っても驚かれないはず。みんなも、大きな声で歌おう」などと指導を受け、少しアップテンポな君が代を元気いっぱいに、また、浜辺の歌なども心を一つにして歌い上げていました。
また記念式典当日は、小学生63人と中学生20人の83人が緑の少年団として介添え役を務めることになっています。5校から選抜された介添え役の生徒も、ビデオなどで説明を受けたあと、鷹巣農林高校の見本林で樹種の観察を行ったほか、各自の役割を確認し、植樹祭本場に備えていました。
なお合唱隊はこの後各校での個別練習を経て、式典会場で6月1日(総合リハーサル)と同14日(前日リハーサル)に合同練習を行い、本番に臨みます。
※▽「どじょっこふなっこ」は、原曲が県北地方の唄とされ、1936年に東京・玉川学園と金足西小のある交流がきっかけで知られるようになった▽「リンゴの歌」は、横手市出身の映画監督・佐々木康が監督した映画「そよかぜ」の主題歌。並木路子の歌で大ヒットした。映画のリンゴ畑のシーンは当時の増田町(現横手市)で撮影された▽「青い山脈」は、横手市で教師生活を過ごした作家・石坂洋二郎原作の映画。主題歌の『青い山脈 』も日本の音楽史に残る名曲として歌い継がれている。