2008年02月07日
コンテンツ番号5187
鷹巣農林高校スキー部優勝報告会も
新潟県で開催された第57回全国高校スキー大会(インターハイ)で2年ぶり2度目の男子総合優勝を遂げた県立鷹巣農林高校のがい旋パレードと優勝報告会が2月7日(木)夜行われ、鷹ノ巣駅からのパレードでは、駆けつけた大勢の市民が、選手らに祝福のことばと拍手を送りました。
同高の男子総合優勝は、地元開催となった1昨年の鹿角大会以来。今大会では、これまで果たすことのできなかったリレーをも制覇、また個人種目でも近藤大仁(ひろと)選手(2年)が15フリーと10クラシカルで2冠に輝くなど圧勝し、総合2位の北海道・北照高校に大差をつけての日本一となりました。
パレードは、同高ブラスバンド部を先頭に午後6時JR鷹ノ巣駅前をスタート、目抜き通りを行進ながら報告会会場の中央公民館に向いました。途中、夕方の買い物客などでにぎわう駅前銀座通り商店街で選手たちは、沿道の市民から「おめでとう」「よくやった」「来年も優勝を!」との祝福の言葉と拍手に満面の笑顔で応えていました。
中央公民館での報告会には、パレードした選手らのほか学校関係者、祝福に駆けつけた市民などおよそ200人が参加。はじめに現地で応援した那須正美校長が接戦を制した男子リレーの競技の様子を振り返りながら、「今大会では、スキー部70年の歴史で果たせなかったリレーでの優勝を成し遂げ、悲願を達成することができた。今大会の結果は総得点が47点。2位の北照高校は33点だったが、これだけの点数を獲得しての優勝は、今後全国のどのチームでもできないほどの成績だと思う。これも選手全員の気持が一つになり勝利に向かった結果。また、応援していただいた関係者と市民の皆さんには心からお礼申し上げたい」と選手を褒め称えるとともに、応援に対するお礼のことばを述べていました。
続く佐藤正美スキー部長のあいさつのあと、アルペン、コンバインド(複合)、クロスカントリー3部門の監督が報告。このうち、総合優勝の原動力となったクロスカントリーの古矢勝久監督は、「鹿角で実現できなかった“リレー優勝”という夢を、多くのOBが健在なうちに果たしたいと考えていた。そして今日は多くの皆さんにようやくこう言えます」と前置きし、「皆さん、日本一になりました」と、声高らかに報告しました。
最後に、キャプテンの玉造貴久君(3年)が、「悲願のリレーを制し、そして総合優勝できたのも、皆さんのご声援のおかげ。この自信を次の大会につなげたい。応援をよろしくお願いします」と、次の大会での健闘を誓いました。
このあと、同校OBや父兄、後援会関係者らが参加しての祝賀会が開かれ、参加者は、大会やスキー部の歴史などを振り返りながら、優勝を喜び合いました。
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(2008.2.6)