2008年02月09日
コンテンツ番号5184
漬物やそば・うどんなど各種特産品も
第14回鷹巣もちっこ市が、「道の駅たかのす」大太鼓の館駐車場の特設テントを会場に9日から始まり、手作りの餅や各種特産品などを買い求める人でにぎわっています。
主催は北秋田市鷹巣物産協会(高橋實会長)と市観光協会(織山盛二会長)の主催。観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと開かれているもので、新しい小正月行事として定着しています。
午前9時、大太鼓の館の前に作られた雪の祭壇の前に岸部市長ほか物産協会、観光協会、JA、商工会などの関係者が参列し、開会セレモニーが始まりました。地元綴子神社の武内尊英宮司による神事のあと、高橋会長が「今年は、大太鼓の館とぶっさん館ができてから20年目の節目の年。節目節目に餅を食べることは、古くからの日本の習俗で、『厄を払う』などの意味もある。また、鷹巣農林高校がスキーで全国優勝し、市民に元気を与えてくれた。私たちも、餅を売り、食べて元気になりましょう」とあいさつ。
また岸部市長、津谷永光県議会議員が、「昨今、『食の安全』の大切さが言われているが、もちっこ市で売られているものは、すべて地元の人たちがつくった安全、安心な食品。このイベントは、生産者と消費者が互いに顔の見える小正月行事。2日間、多くの人たちが訪れることを期待します」などと祝辞を述べました。
セレモニーの後、商売繁盛や家内安全などを祈願して餅まきが行われ、100人ほどの人々がご利益にあずかろうと、まかれた紅白の餅に手を差し伸べていました。
市(いち)の会場となっている駐車場内に設営されたテントでは、干し餅や切餅、お焼き、大福餅といった各種の手づくりの餅から白菜漬けや高菜漬けなどの漬物類ほか、肉の煮込み、山の芋を練りこんだうどんなど地元の特産品がズラリと並べられ、大勢の人たちでにぎわいを見せています。
また、会場ではおしるこが無料で振舞われているほか(数量限定)、大太鼓の館では綴子大太鼓保存会による大太鼓の実演が行われ訪れる人を楽しませています。
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(2008.2.9)