2008年02月09日
コンテンツ番号5186
JR旅行企画「駅からハイキング」
「世界一の綴子大太鼓と比内地鶏料理食べ歩き」をテーマとしたJRの旅行企画『駅からハイキング』が2月9日(土)、本市・鷹巣地区で開かれ、県内外から訪れた参加者が、比内地鶏料理の食べ歩きや綴子大太鼓の実演で一日を満喫しました。
『駅からハイキング』とは、JR東日本が企画&運営しているイベント。街中を散策したり、地域の特長を体験しながらハイキングをするというもので、同社の管内である関東近辺から東北地方まで展開されており、うちJR秋田支社では、今回のイベントほか2月には、冬の十二湖をかんじきを履いて散策するイベントや、弘前市の名刹での座禅体験なども企画されています。
訪れたのは、県内参加者14人のほか、東京都など関東地方からの参加者が11人の計25人。参加者は、それぞれ列車などを乗り継いでこの日のお昼過ぎJR鷹ノ巣駅に集合しました。
駅では、鷹ノ巣駅長のあいさつの後、市産業部の佐藤慶一商工観光課長が「北秋田市では、比内地鶏や山の芋などの素材を使った特産品やオリジナルメニューの開発・普及に取り組んでいる。各店舗でも自慢の一品で皆さんを迎えてくれるでしょう。今日は味覚と伝統芸能を楽しんで」と、歓迎のあいさつ。
この後参加者は、市内で比内地鶏料理を提供している25店舗のうち、今回の食べ歩きに協力していただいた「彩里(いろどり)や」「米澤屋」「比内とりっこ本家」「はづき」「池田や」の5店舗の場所が記されたマップを手に食べ歩きを開始、駅前から商店街を歩き、お目当ての店に到着、各店の自慢料理に舌鼓をうちました。
参加者の多くは、複数の店を渡り歩き、焼き鳥やきりたんぽ、比内鶏だしのそばなど、本場の地鶏料理を堪能していたようでした。
食べ歩きでお腹を満たした後、この日「もちっこ市」が開催されている道の駅たかのす「大太鼓館」へバスで移動。市(いち)で手作り餅などの買い物をしたあと、大太鼓の館では綴子大太鼓の実演を見学、また、保存会のみなさんの指導で実際に太鼓を叩き、伝統文化を体感しました。
JR秋田支社がまとめたイベント後の参加者の声では、「うまかった。本場の比内地鶏の味はやっぱり違う(60代男性)」「見たかった大太鼓をみれてよかった。実演で迫力が伝わった(40代女性)」などの感想が寄せられたようです。
(2008.2.9)