2008年02月19日
コンテンツ番号5220
岸部市長定例記者会見
岸部市長の定例記者会見が2月19日、市役所で開かれ、このほど判明した市非常勤職員の不祥事について、てん末と今後の対応について説明しました。
会見には岸部市長、久留嶋総務部長、松橋税務課長が出席。冒頭で岸部市長は、「このたび、税務課収納事務を担当していた非常勤職員が、私的な事由で公金を流用していた事実が判明した」と報告しました。
この不祥事は、当該職員が平成17年10月から本年2月まで徴収した51名136件分の市県民税など総額2,587,400円を不正流用したもので、県外の納税者から市役所に「送られてきた納付通知書に納付した分が含まれていない」と電話があり、事情を聴いたところ、着服を認めたものです。使途については、金融機関への返済や遊興費に充てていたもので、本人から事情を聞いた税務課長は直ちに総務部長へ報告するとともに、本人から内容及びてん末を聴取、事実の把握に努めていました。現在は、代表監査委員へ監査要求をしている所で、引き続き解明に努めています。なお、不正流用した額は、2月18日に全額弁済されています。
また、本事件に関する「市職員分限懲戒審査委員会」を開催する予定で、監査委員の報告を待って対応したいとしています。
岸部市長は、「市民の信頼を裏切る行為。納税者に対しあってはならないことが起きて大変申し訳ない。今後このようなことがないよう綱紀粛正に努めたい」とお詫びの言葉を述べるとともに、市民の信頼回復に努めることを誓いました。また、久留嶋総務部長は、「報告がでしだい職員には改めて綱紀粛正について周知を図るとともに、臨時職員の業務範囲についても見直しを図りたい」と今後の対応について説明しました。
(2008.2.19)