2008年01月10日
コンテンツ番号5270
協働、貢献への取り組み誓う
鷹巣町商工会女性部(和田テヱ子部長)主催による年頭恒例の「新春交流会」が1月10日(木)、市中央公民館で開かれ、地区商工会会員、行政関係者、自治会役員などおよそ400人が参加、新年を祝い合いました。
鷹巣地区の新春交流会は、昭和52年に商工業者や行政関係者らが参加する名刺交換会として始まったもので今回で31回目の開催。午後4時から始まった交流会は満場の出席者の中、謡曲サロン・村雨の会による祝謡・仕舞「鶴亀」「松風」「鵜野段」で厳かにオープニング。
式典でははじめに全員で国歌と唱歌「一月一日」の斉唱し、市民憲章を全員で朗読した後、主催者を代表して和田会長が、「昨年の国体では、全県の商工女性部がおもてなし隊を結成し参加者を迎えたところ、たいへん喜んでいただけた。6月の全国植樹祭でも、参加者をあたたかくお迎えし、市や秋田のイメージをPRしたい。大型店進出、商工会の合併、市民病院の建設とまちの環境は変わるが、地域に貢献する女性部をめざし、活動したい」などとあいさつしました。
続いて来賓の岸部市長が、「昨年の洪水被害により、市の単独事業だけでも30億を越す復旧工事が必要になり、財政上の非常に厳しい。しかし、見方を変えれば、復旧工事により民間経済に活力が生まれること。"災い転じて福となす"というが、今年は新生の年と思って取り組みたい」と、新年の抱負を語りました。
また、鷹巣町商工会の伊藤公夫(まさお)会長が、東国原宮崎県知事のことばを借り、「どの地域でも『どげんかせんといかん』と思っている。まずは自ら何かを実践することが必要。商工会では昨年、山の芋焼酎の販売にこぎつけたが、好評だった。"うめーもん協議会"が取り組んだ国体弁当も、4日間とも中身が違う弁当を提供し参加者から喜ばれた。軽トラック市も、消費者、生産者両者からぜひ継続して、といわれている。上杉鷹山は『やらないと何もできない』といっている。今年も地域一丸となって市の活性化のために頑張りましょう」と、意欲を述べていました。
津谷永光県議会議員のあいさつ、唱歌「早春賦」の斉唱のあと祝宴にうつり、参加者は、それぞれ席を移動しながら新年のあいさつを交わすととともに、景気の見通しや大型店の話題などで交流を深め合っていました。
(2008.1.10)