2008年01月23日
コンテンツ番号5349
県立米内沢高等学校(石田孝雄校長:生徒138名)で23日、全校カルタ大会が開催され、日本の伝統文化を楽しみながら一枚の札に一喜一憂しました。
同校では、生徒の古典学習に対する興味関心が薄い傾向にあることから、その一助として「小倉百人一首」を用い、興味を持ってもらおうと昭和40年に第1回大会が開催されています。今年で43回目となり、今では日本のよき伝統の継承をはかることも目的とされております。
大会は、1チーム5人で対面した2人が20枚の札を取り合います。生徒たちは優勝を目指して真剣な表情。静けさの中、読み手が上の句を読み上げると、参加者は素早く札に反応、静けさが一転し「よし!」という歓声や「あぁ〜」という落胆の声で会場の体育館がどよめきます。
この日は鷹巣カルタ同好会小倉会の皆さんも参戦。孫のような生徒たちと真剣に向き合い熟年の技を惜しみなく披露しました。
昨今は遊びも多様化するなかで、このように日本の伝統文化にふれ後世に語り継ぐことが非常に大切です。ぜひ皆さんも、ご家族等でカルタを楽しんでみてはいかがでしょうか。
(2008.1.23)