2009年12月02日
コンテンツ番号5405
共同募金運動の功績で
共同募金運動の功績によりこのほど厚生労働大臣表彰を受賞した中嶋喜代さん(88)=北秋田市住吉町=が12月2日(火)、市役所を訪れ、津谷市長に受賞を報告しました。
共同募金功労は、多年にわたる共同募金運動の推進のための奉仕者・団体として率先して活動を行い、功績が顕著な方に贈られるもので、11月20日、東京都で開かれた平成21年度全国社会福祉大会において、全国で30人、秋田県では中嶋さんを含め2名が受賞したものです。
中嶋さんは、平成9年から秋田県共同募金会評議員として、また平成12年からは理事として会の運営に携わりながら共同募金運動を推進してきました。共同募金の趣旨を理解し、会運営の円滑化を図りながら募金運動の推進に取り組まれ、役職を退かれた現在でも多方面にわたって運動に協力されています。このほか、秋田県、北秋田市及び北秋田郡の各婦人団体の会長などとして福祉団体に協力、募金運動に尽力されています。
この間、平成18年には役員特別功労者として県共同募金会長表彰、同19年には奉仕功労者として中央共同募金会長表彰、20年には県知事表彰を受賞しています。
この日は、婦人団体のメンバー2人とともに訪問。表彰状や記念品などを紹介しながら、「受賞は、ともに活動している婦人会の仲間や地域の皆さんの協力があってこそ。健康が続く限りできるだけ地域に貢献したい」と抱負を述べていました。
津谷市長は、中嶋さんが昨年も高齢者叙勲や県の文化功労章を受賞するなど多岐、長年にわたる活動と実績に敬服しつつ、「今回は、中嶋さんの弱い人たちに対する思いやりや助け合いの精神が評価されたものと思う。これからもお元気で世のため人のためにご貢献いただきたい」と、受賞を称えました。
(2009.12.2)