2009年12月19日
コンテンツ番号5557
本市出身の豪風関が市長を表敬訪問
大相撲で活躍する本市出身の豪風関と関係者が12月19日(土)、市役所を訪れ、津谷市長を表敬訪問しました。
今回の訪問は、来年8月11日に鷹巣体育館で大相撲夏巡業の北秋田場所を開催予定であることを報告するため、巡業の開催に協力する坂本圀義さん(三木田)と一緒に訪れたものです。
坂本さんと豪風関は今年4月、坂本さんが経営する福祉施設を豪風関が慰問したのをきっかけに親交を深め、豪風関が地元北秋田市での巡業開催を夢見ていることを知り、豪風に故郷で錦を飾らせてやりたいとの思いから、坂本さんは勧進元として協力することになったそうです。
北秋田場所開催予定について、坂本さんは「大相撲の巡業で270人の力士が来るということは北秋田市にとって、とても活性化になると思う。私は、合川町時代から合併して北秋田市になってからも色々お世話になっているので、恩返しとして北秋田場所の開催に協力したい。市からも体育館の使用など協力をお願いしたい」と述べました。
津谷市長は「暗い話題が多い中、大相撲の北秋田場所が予定されていることは明るい話題。市として協力できるものは、協力していきたい。豪風関は会うたびに風格が出てきて頼もしい限り。これからも怪我をしないで大相撲で活躍し、北秋田市民の励みになるようがんばってほしい」と激励しました。
豪風関は「地元北秋田市で巡業の話がでているのことはありがたいこと。秋田県での巡業は、羽後や琴丘、大館、秋田などありましたが、その度に自分の出身地である北秋田市で巡業をやりたいという気持ちが強くなってきていた。その夢の話が今ひとつ1つ前へ進んでいるので、自分の相撲に対するモチベーションも上がっているのは確か。来年は、地元開催の巡業に向け飛躍の年にしたい。自分は来年31歳になるが、まだまだ若々しい相撲を取り、相撲道に精進しますので末永く応援してほしい」と述べ、抱負を語りました。
豪風関は11月場所(福岡)において、東前頭筆頭の地位で横綱大関陣との対戦もあり、6勝9敗と負け越していますが、6勝のうち3勝は、魁皇、千代大海、日馬富士の大関陣から星を挙げています。来年1月10日(日)から東京両国国技館で始まる1月場所(番付発表=12月21日)では、上位力士との対戦が予想されます。豪風関の活躍を期待します。
■豪風旭(たけかぜあきら)・・・本名:成田旭。昭和54年6月21日生まれ。旧鷹巣町、森吉町の小中学校を経て金足農業高校に入学、本格的に相撲を始める。中央大学時代は学生横綱など7つのタイトルを獲得、大相撲・尾車部屋へ入門。平成14年5月場所幕下15枚目格付出で初土俵を踏み2場所で十両昇進。平成15年の9月場所で十両優勝。最高位は小結(平成20年3月場所)。身長170、体重143
(2009.12.19)