2009年12月22日
コンテンツ番号5643
米内沢スキー場開き
米内沢スキー場の安全祈願祭が12月22日(火)、同スキー場で行われ、26日のオープンを前にシーズン中の無事故と利用客の安全を祈願しました。
米内沢スキー場は、米内沢地区の中心街にあるスキー場で、阿仁部では先駆けてリフトを設置。ナイター設備も整っており、地域の小中学生のスキー練習には欠かせないスキー場となっています。ゲレンデはリフトを挟んで2コースあり、どちらも中斜面ですが、右側のほうがやや斜度あり、競技大会にも使用されます。
例年のこの時期は、雪が少なく滑走できませんが、今年は70センチの積雪があり、小学校の冬休みに合わせて26日にオープンを予定しています。
スキー場ロッジで行われた安全祈願祭には関係者ら16名が出席。神事のあと玉串奉奠し、シーズン中の安全を祈願しました。
祈願祭のあと、三澤仁教育長は「米内沢スキー場は、子どもたちや地域の方々がスキーを楽しむ憩いの場。秋田土建様のご尽力のおかげでご提供いただいている。心から感謝申し上げます。このスキー場で練習を重ねた、鈴木芙由子さん(20歳 合川南小−合川中−米内沢高)がバンクーバー五輪のバイアイロン競技代表に選出確実とのうれしいニュースも届いた。また、世界で活躍するスキーノルデック複合の小林範仁さん、湊祐介さん、高橋大斗さんらもこのスキー場で練習に励んだ。次代を担う子どもたちには、練習を重ねて先輩たちを目指して頑張ってほしい」などとあいさつ。
続いて、松田光朗市体育協会会長は「このスキー場が開設された当時は、この地域で先駆けてリフトが設置されたことで、たくさんの人たちが来場し滑るのも容易でないほど混雑した。このスキー場で練習した先輩たちが国体やオリンピックで活躍している。子どもたちには、ナイター設備もおおいに利用し、存分に技術を磨き先輩たちに続いてほしい」などと期待を込めました。
このあと、ゲレンデでテープカットが行われオープンを祝いました。今シーズンの営業は12月26日(土)からの予定です。リフトの営業も例年どおり行われます。ナイター営業は1月19日から週3日〜4日行われる予定です。
(2009.12.22)