2009年12月25日
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バンクーバー五輪 本市出身複合3選手の代表確定も濃厚
12月22日、来年2月開かれるバンクーバー冬季五輪バイアスロン競技の代表として本市鎌沢出身の鈴木芙由子選手(20)=自衛隊冬戦教、米内沢高出=の出場が決定、市では、鈴木選手の出場決定を祝福する垂れ幕を25日から市庁舎正面に掲げました。
バイアスロン競技の日本代表枠は1枠。鈴木選手は、トリノ五輪代表だった泉めぐみ選手(大館桂出)と代表争いを展開し、ワールドカップ(W杯)開幕戦で自己最高の19位と健闘。その後も常に泉選手よりも上位の成績を上げ、代表に決まったものです。
鈴木選手は合川南小でクロスカントリースキーを始め、合川中で全国出場。米内沢高校ではインターハイの個人、団体各種目で活躍しました。自衛隊に入隊後、バイアスロンに転向し、予想以上の急成長を遂げライバルの泉選手を抑えてバンクバーへの切符を手にしました。
北秋田市関係ではこのほか、世界選手権複合競技で14年ぶりの団体優勝を果たした小林範仁(東京美装、花輪高出)、湊祐介(同、鷹巣農林出)の両選手に加え、ベテランの高橋大斗(土屋ホーム、鷹巣農林出)の阿仁出身3人の選出が濃厚となっており、年内にも発表されることになっています。
鈴木選手の出場種目は女子7.5kmスプリント(日本時間2月14日)と女子15km個人(19日)。10kmパシュート(17日)は60位以内の選手に出場枠が与えられます。競技日程はこちら。
(2009.12.25)