2009年12月26日
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小林、高橋は3大会連続
全日本スキー連盟は12月25日、バンクーバー冬季五輪の複合競技代表に、本市出身の小林範仁(27)=東京美装・花輪高−日大、高橋大斗(29)=土屋ホーム・鷹農高出、湊祐介(24)=東京美装・鷹農高-日大、の3人を含む5人を選出したと発表しました。
3人はともに阿仁中の卒業生。高橋・小林両選手はソルトレイクシティ五輪、トリノ五輪に続き3大会連続出場、湊選手は初出場。3人の選出で同五輪への本市からの出場者はバイアスロンの鈴木芙由子選手(20)=自衛隊・米内沢高出と合わせ4人となりました。
エースの小林選手は距離に強く、2009年世界選手権では個人戦で5位入賞、そして湊祐介らとともに出場した団体戦では前半5位から距離で抜き返し金メダルを獲得しています。26日に北海道名寄市で行われたノルディックスキー複合の全日本コンバインド大会でも前半飛躍で2位につけた小林が、得意の後半距離(10キロ)で順位を上げて優勝しました。
W杯2勝の実績を持つ高橋選手はジャンプに強く、ソルトレイクシティ五輪では個人戦、個人スプリント戦、団体戦(荻原健司・富井彦・森敏)に出場し、個人スプリントで6位入賞を果たしました
。 2006年のトリノ五輪では個人種目、団体種目(高橋大斗・畠山陽輔・小林範仁・北村隆)、個人スプリント種目に出場しましたが、腰痛に苦しめられ、個人では後半距離を棄権し、個人スプリントでは15位となりました。
湊選手も高校時代からインターハイで優勝するなど早くから期待され、2007年冬季ユニバーシアードトリノ( イタリア)大会のノルディックスキー・コンバインド個人戦(スプリント戦/グンダーセン戦)二冠。昨季からW杯代表となっています。
津谷市長は、「オリンピック選手が本市から4人も選出されるのは市民にとって大きな誇り。高橋、小林両選手は過去2度出場したベテラン、湊、鈴木の二人は初出場だが、気負わず普段どおりの力を発揮してほしい。市民とともに力一杯応援したい」とのコメントを発表しました。
(2009.12.26)