2009年11月01日
コンテンツ番号5663
秋の火災予防運動に伴う訓練
秋の火災予防運動に伴う訓練が11月1日(日)、市内各地区4か所で行われ、消防団員たちが有事に備え、本番さながらの動きで訓練に臨みました。
この訓練は、火災が発生しやすい時季を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図り、もって火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐこと目的で実施されているもので、全国的に展開されている秋季全国火災予防運動(11月9日〜15日)に先駆けて行われています。
訓練は、阿仁地区が阿仁農村環境改善センター、合川地区は松ヶ丘多目的グラウンド、森吉地区が五味堀ふれあいセンター、鷹巣地区が北健康増進センター(糠沢)の市内4か所で行われました。
このうち鷹巣地区の訓練には、消防団5分団約50人及び消防本部職員が参加。火災現場から約300メートル先の消火栓よりホースをつなぎ合わせて放水する「長距離中継放水訓練」を行いました。サイレンが響きわたり、訓練開始が告げられると、団員らは、雨と強い風となった悪天候にもかかわらず、きびきびとした動きで、次々とホースをつなぎ合わせて、火災現場に放水しました。
11月に入りましたが、朝夕は日々寒さが増しており、家庭や職場でストーブ等の暖房器具などを利用する機会が多く、火を使用する機会が多い季節です。空気も乾燥しており、ちょっとした不注意から火災が発生しやすくなります。火の取扱いには十分注意し、火の用心を心掛けましょう。
【平成21年度全国統一防火標語】
『消えるまでゆっくり火の元にらめっ子』
(2009.11.1)