2009年11月05日
コンテンツ番号5670
JA秋田中央会理事会、市では推進室を設置
秋田市で開かれている第132回種苗交換会(開催期間:10/30−11/5)では、主催者の秋田中央会の理事会が11月4日(水)、県JAビルで開かれ、来年の開催地を北秋田市とすることを決定しました。
北秋田市では、合併前の鷹巣町で平成4年に開かれており、18年ぶりの開催となります。
種苗交換会とは 明治11年(1878年)9月、秋田市の浄願寺を会場に開かれた第1回勧業会議が始まりとされ、その後、秋田県の農聖とも呼ばれている偉人・石川理紀之助翁らが推進役となり、戦時中も途切れることなく開催されてきました。
もともとは、作物の種苗を農家同士が交換しあい助け合ったことが始まりですが、現在では作物の品評会や最新農業機械の展示、物産の即売や農業に関するさまざな催しなどが開かれる秋田県農業の祭典となっています。
北秋田市では、合併前の鷹巣町で大正7年を最初に、昭和31年、同49年に実施され、18年前の平成4年(第115回)には、鷹巣体育館、市交流センター、旧鷹巣小学校跡地(現保健センター等敷地)などを会場に10月30日から11月5日まで7日間の会期で開催されました。期間中の参観者数は61万2千人となっています。
市では5日、JA中央会の決定を受けて産業部に種苗交換会推進室を設置し、開催に向けた準備を進めることとしました。
(2009.11.5)