2009年11月07日
コンテンツ番号5675
第2回ふるさと料理収穫祭
(2009.11.7)
第2回ふるさと料理の会収穫祭(若松シゲ子実行委員長)が7日(土)、森吉コミュニティセンターで開かれ、市内外からの参加者が、地域の食材を使った煮つけや漬物、デザートなど多彩な郷土料理とアトラクションで交流を図り晩秋の一日を楽しみました。
収穫祭は、森吉地区を中心に、合川、鷹巣、大館の会員などでつくる「ふるさと料理の会(若松シゲ子会長 、会員72名)の主催。平成16年から地域の郷土料理や家庭料理などを持ち寄り、食を通じた交流、郷土料 理の再発見と継承を目的として、「食の祭典」「ふるさと食のつどい」などとして森吉、阿仁地区で開催されてきた行事を引き継ぐ形で開かれているものです。
今年の収穫祭には、秋田市や潟上市、男鹿市、大館市からも含め約120人が参加しました。
開会式では、若松会長 が、「ふるさと料理の会では、郷土の伝統食の講習と継承、交流を目的として活動しているが、地域の皆さまへのおもてなしの機会としているのがこの収穫祭。ふだん食べ慣れていても、交流しながらいただく料理も格別と思う。ゆっくり楽しんでほしい」とあいさつ。
会食はバイキング形式。テーブルでは、山菜の煮つけ、凍み豆腐、ゼンマイなど野菜のたっぷり 入った白和え、さば寿司、赤大根の酢漬け、なめこなど3種類のきのこが入ったきのこ汁などの郷土食豊かな会員お手製の自慢料理がずらりと並び食欲を誘っ ていました。
また、かぼちゃのピーナッツ和え、たまご寒天、りんごのコンポートなどたくさんのデザートも並べられ、 彩豊かなテーブルでトレイを持った参加者もどれを選んだらよいか迷っていた様子でした。
参加者はたくさんの料理の中から自分の気に入った料理をトレイに載せると、席に用意された新米のごはん とおこわとともに、心をこめた手作り料理に舌鼓を打っていました。アトラクションでは、踊りや民謡も披露され、グループや隣同志で交流を図り、収穫の秋を満喫していました。
潟上市からご夫婦で参加した高杉秀治さん(66)は、「自分は鹿角出身だが、ふるさとの味が恋しくて参加した。昔の食卓にはいつもこんな手作り料理が並んでいた」と、最近では家庭のテーブルではあまり並ぶこ とのなくなったなつかしい郷土料理を堪能していました。