2009年11月08日
コンテンツ番号5683
地元住民らで公園整備
学校統合のため閉校となった旧竜森小学校跡地を整備しようと11月8日(日)、地元住民らが木を植え、「竜森小公園」と名付けました。
同校は、児童数の減少などから今年3月130年の歴史に幕を下ろし、鷹巣南小学校と統合しました。閉校にあたり、竜森小閉校記念事業実行委員会(清水修治代表)が、廃校によって地域から活気がなくなるのを食い止めたいと公園の整備を発案。植樹など整備のための予算は、七日市財産区が市教委に寄付する形で確保しました。
今年8月には、公園の建設や完成後の維持管理を行うため竜森学区振興協議会(大川昭一会長)も発足しました。
この日行われた植樹作業と公園の命名入魂の式には、住民ほか3月まで同小に通っていた児童、卒業生、教師など約100人が参加、約1ヘクタールのグラウンドにヤマモミジ、イタヤカエデ、ハウチワカエデ、オオヤマザクラ計200本を植樹しました。
作業終了後の入魂式では新たに生まれ変わった公園を「竜森小公園」と命名すると大きな拍手が起こりました。協議会では公園を、野外行事やスポーツなどでの交流の場として活用を図っていくこととしています。
振興協議会の大川会長は、「財産区ほか多くの皆さんの協力で整備することができ本当にありがたい」と感謝の言葉を述べ、来賓として参加した佐藤唯直副市長は、「たくさんの思い出が詰まっている学校が公園になる。代々受け継ぎ、大切に育てていってほしい」と、広く利用されることを期待しました。
跡地ではすでに、校舎とプールが9月までに解体されており、体育館と昇降口が地元で活用されることになっています。
(2009.11.8)