2009年11月14日
コンテンツ番号5686
鷹巣スキーレーシングスポ少30周年式典
鷹巣スキーレーシングスポーツ少年団(奈良正人団長)の結成30周年記念式典が11月14日(土)、市交流センターで開かれ、参加した団員、卒団員、保護者、指導員ら約200人がこれまでの歩みを振り返るともに、節目を喜び合いました。
同少年団は、地域の子どもたちの健全育成と競技スキー選手育成を目指して昭和55年、団員(小学校3年〜6年)35人、指導員4人で結成され、これまで443人の卒団員を送り出しています。団員及び卒団員の多くは小学校に止まらず中学校、高校での大会で好成績を収め、全国にはばたく選手も多数輩出しています。
また、主なトレーニング場所である薬師山スキー場のクリーンアップ、スキー用品チャリティバザーでの収益金を町施設に寄付するなどの社会貢献活動にも取り組み、スキーと地域活動を通し、協調性や社会性を育んできました。
現在は、少子化の影響で団員は以前に比べ減少したものの、北秋田市と大館市の23人が、シーズン、オフシーズン合わせ年間60日以上のトレーニングをこなし、技術の向上と体力増進に励んでいます。
式典では、奈良団長があいさつで、「400名以上の卒団員は私の財産。今日の式典もすべて卒団員が実行委員として進めてくれているが、大きな誇り。現在の団員の皆さんも、人のお世話になりながら活動していることを忘れないで。そして、自分のためだけでなく人のために時間を使う、という気持ちを持った大人になってほしい。30周年を機に原点に返り、未来に向かって一歩づつ歩みを続けよう」、などと呼びかけました。
津谷市長は祝辞で、「技術の向上はもちろん、団員の心身の発達、人としての生き方の指導に努めてこられたことに深く感謝と敬意を表したい。30年を節目に、今後も地域づくり、人づくりのため発展することを願う」、と期待しました。
続く県体育協会の鈴木洋一会長、同スポーツ少年団の一関俊和本部長の祝辞の後、功労者表彰が行われ、奈良団長ほか関係者7名が表彰を受けたほか、会の活動に貢献した2団体に感謝状が贈られました。
最後に、現団員を代表して鈴木祐貴君と佐藤瑞希さんがトレーニングや合宿などの思い出を振り返りながら、「団員であることを誇りにこれからもがんばりたい」、と決意のことばを述べました。
この後、会場を中央公民館に移して記念祝賀会が行われ、30年の歩みを振り返りながら、さらなる発展を誓い合いました。
表彰者は次の通りです。
■特別功労賞
奈良正人団長 岩谷忠男事務局長 野呂豊彦指導員 長谷川正一指導員
■功労賞
櫻井幸雄指導員 金沢留美子指導員 工藤文一郎氏(元卒団員と親の会会長)
佐藤勝義氏(初代後援会長)
■感謝状贈呈者
八幡岱高原ホテル(雪上トレーニング・合宿施設として)
スプリング★フォー (テーマソング、応援ソング提供者として)
(2009.11.14)