2009年10月09日
コンテンツ番号5790
県畜産共進会で3年連続グラチャンに輝く
(2009.10.9)
このほど仙北市の畜産試験場で開催された第92回秋田県畜産共進会で農林水産大臣表彰を受賞した本市の畠山伸吾さん(31、米内沢中新田)が、10月9日(金)市役所を訪れ、津谷市長に受賞のあいさつを行いました。
共進会は、秋田県の家畜改良の促進や、畜産経営の安定などを目的に開催され、肉用牛や乳用牛の各部門において丈夫な骨格や機能的な乳房、スタイルの良さ、歩き方など、全体の美しさを競うもので、今年の大会は9月5日、県農林水産技術センター畜産試験場で開催されました。
乳牛部門にはおよそ36頭が参加、畠山さんは乳用牛の部ホルスタイン種第3類(経産牛36ヶ月未満)に「ポトラッチダンディー号」を出品し、泌乳能力や体型などの点で特に優れていると評価され、表彰されたものです。
今回、グランドチャンピオンに輝き、農林水産大臣賞を受賞したポトラッチダンディー号は、祖母にあたるポシュロ・ストローム号が第90回共進会で、母親のインテグリティー・ポルシエ号が昨年の第91回共進会でそれぞれグランドチャンピオンに輝き、親子3代連続のグランドチャンピオンになりました。
畠山さんに、津谷市長が「おめでとう」と声をかけて、苦労などを訪ねると、「生き物を飼っていると365日休みなしで、冠婚葬祭や今回の共進会の参加など大変、しかし、このような共進会に出品して賞を目指すことが励みになる」と受賞の喜びを述べるとともに、「将来は、食育や職業体験の受け入れなど生活にゆとりを持ち、酪農があこがられる存在になれるよう頑張りたい」と将来の抱負を語った。
5年に1回の開催の全国大会は来年10月に北海道で開催され、畠山さんは丹精を込めて育てた乳牛「ポトラッチダンディー号」とともに大会に臨みます。