2009年10月13日
コンテンツ番号5799
人権擁護委員
(2009.10.13)
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が10月13日、市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を畠山忠明さん(70歳、脇神字脇神囲ノ内)に伝達しました。
人権擁護委員とは、法務大臣が委嘱した民間のボランティア。この制度は、日ごろ地域に根ざした活動を行っている人たちが、地域の中で人権思想を広め、人権侵害が起きないように見守り、人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたものです。現在、約14,000人の委員が全国の各市町村に配置され、講演会や座談会を開催したり、法務局の人権相談所や自宅などで住民の皆さんからの人権相談を受けるなど、積極的な活動を行っています。
畠山さんは、元中学校長。鷹巣南中学校長を最後に退職され、社会福祉法人県北報公会理事、同会苦情解決委員など歴任、現在は、青少年健全育成北秋田市民会議常任委員、北秋田市公民館運営審議委員、鷹巣南中学校と鷹巣中央小学校の学校評議員などを務められています。人権擁護委員は平成15年10月に初就任、再任による任期は平成21年10月1日から平成24年9月30日までです。
委嘱状伝達に際し、津谷市長は「全国的に人権侵害や子どもの虐待などが社会問題となり、人権擁護委員は重要な役割を担っています。大切な人権を守っていくため、畠山さんのこれまでの経験を生かして人権擁護にお力添えをお願いしたい」と激励。畠山さんは「人権思想の普及や悩み事などの解消に少しでも役立てるよう頑張ります」と抱負を述べました。
北秋田市の人権擁護委員は現在14人。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないだろうかと感じたり、法律上どのようになるのかわからなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員または法務局にご相談ください。
世界人権デー(12月10日)を最終日とする12月4日から10日までの一週間は「人権週間」。全国的に啓発活動が行われますが、北秋田市でも、秋田地方法務局大館支局、大館人権擁護委員協議会の主催で次のとおり特設人権相談所が開設されます。 近隣の争いごと、登記・戸籍・相続・扶養等の問題、いじめや体罰、配偶者からの暴力、結婚・離婚の強要・妨害など人権問題の悩みごと・困りごとはありませんか?相談は無料で、秘密は固く守られます。
期日 | 時間 | 会場 |
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12月4日(金) | 10:00〜15:00 | 大阿仁出張所 |
12月6日(日) | 10:00〜15:00 | イオンタウンたかのす内 特設相談所 |
12月7日(月) | 10:00〜15:00 | 北秋田市観光案内所「四季美館」 |
12月8日(火) | 10:00〜15:00 | 老人憩いの家ことぶき荘 |
お問い合わせ
- 秋田地方法務局大館支局/電話0186-42-6514
- 生活課地域推進班/電話0186-62-6628