2009年10月18日
コンテンツ番号5806
市内各小学校で学習発表会
(2009.10.18)
市内各小学校の学習発表会が18日、鷹巣南小、前田小など13校で開かれ、このうち、鷹巣南小学校(杉渕好子校長、児童数113人)の発表会では、3月に130年の歴史に幕を引き同校に統合された、竜森小で継承されてきた「上舟木駒踊り」が訪れた父兄に南小駒踊りとして披露されました。
上舟木駒踊りは、先祖代々の霊を慰めるとともに、豊作の喜びを共有して盆踊りとして踊ったものとされ、今から300年ほど前から始まったとされています。古来旧盆7月13日、14日の2日間に亘り行われていましたが、数年前までは新暦8月13日の夜のみ墓地の前の広場と集落内の中央広場で行われていました。
竜森小では、地域の伝統芸能を絶やさないようにと、駒踊りの継承活動を行なってきました。4月に鷹巣南小と統合してからは新たなメンバーも加わり、6年生の男子6人が勇壮な駒踊りを披露し、会場から大きな拍手を浴びました。
鷹巣南小では、地域に伝わる「七日市奴踊り」の郷土芸能を学校で復活させようと声が上がり、地域住民の指導の下、平成2年から「七日市奴踊り」の継承活動を行っており、竜森小から継承した「上舟木駒踊り」と併せて、二つの郷土芸能が鷹巣南小で継承されることになりました。