2009年10月20日
コンテンツ番号5820
平成21年度北秋田市特産品推奨認定審査会
(2009.10.20)
市が物産振興事業として進めている「北秋田市特産品推奨認定事業」の審査会が16日、森吉庁舎2階大会議室で開かれ、審査の結果、今年度新たに5社から応募のあった13品目が認定されました。
市では平成18年に、秋田わか杉国体、全国植樹祭など全国規模のイベントを控え、市内の事業者が開発した特産品の中から品質やデザイン、市場性に優れたものを市の特産品として推奨することにより、知名度アップを図り、販路拡大につなげることなどを目的として認定特産品制度を制定しました。
昨年度の審査では、食料品4品目、工芸品2品目の計6品目の応募があり、6品目すべてが推奨品として認定され、市が制作したパンフレットなどで紹介されています。
今年度は、10月8日の期限までに応募があった食品13品目(5社)を審査しました。
審査テーブルには、「市提案公募型特産品活性化推進事業」で採択され、すでに市場で人気が高まっている商品や、クロモジ乾燥枝葉を使用した山恵茶やふきとふきのとうを組み合わせた親子漬けなど意欲あふれる商品が多く並べられていました。
審査会には、認定委員会の委員8人が出席。はじめに市産業部の津谷憲司部長が、「この事業で認定を受けた商品が、秋田県特産品推奨開発コンクール食品部門優秀賞を受賞したものあります。4年目を迎え、新規認定申請件数は減少傾向にあるものの、認定した特産品が地域活性化に繋がるよう考慮し、審査願えれば幸い」などとあいさつ。
認定品には、このシールが貼られます
事務局からの審査基準などの説明の後、各委員は、「品質」「独自性」「北秋田らしさ」「供給体制」「魅力」の5項目をそれぞれ5点満点とし、応募された全品目を一つづつ吟味しながら審査を行っていました。
審査の結果、推奨認定特産品として認定を受けたものは次のとおりです。なお、審査講評では、「北秋田市産の商品が消費者に選ばれるよう、ラベルへの表示に工夫、メッセージ・ストーリー性が欲しい」との意見もありました。
認定商品については、10月24日・25日に鷹巣体育館で開催される北秋田市産業祭で展示されるほか、市の特産品パンフレットの改訂版に掲載される予定です。
食品 13品目(5社)
【菓子】
- どぶろくプリン(鷹松堂)
【お茶】
- マタギ山恵茶(2回だし)(マタギの里かんじき工房)
- マタギ山恵茶(1回だし)(同)
【その他】
- いぶりたけのこ(スライス)((有)マルイシ食品)
- いぶりたけのこ(カット)(同)
- ふきの親子漬(同)
- 秋田のばっけ(同)
- 比内地鶏卵マヨネーズ((株)くまがい卵油研究所)
- 雑穀こまち(同)
- 雑穀こまち(ステック)(同)
- アマランサス(同)
- 原酒「阿仁川」(秋林商店)
- からくち「阿仁川」(同)