2009年09月17日
コンテンツ番号5921
糠沢ライスセンター竣工式 (農)ぬかさわ設立祝賀会
(2009.9.17)
糠沢ライスセンター竣工式と農事組合法人ぬかさわ(出川信久代表理事)の設立祝賀会が、9月17日(木)、糠沢地内で行われ、組合員らが収穫の秋を目前に施設の竣工を祝いました。
農事組合法人とは、農業協同組合法に基づいて設立される「組合員の農業生産についての協業を図ることによりその共同の利益を増進することを目的とする」日本の法人で、 扱うことのできる事業は農業に関連するものに限られ、組合員は原則として農民に限られます。
農事組合法人ぬかさわは、北秋田管内で初めて、今年2月に、構成員16名、集積面積は23.2ヘクタールで設立されました。今年は、稲作22.5ヘクタール、大豆13ヘクタール、ハウス2棟でホウレンソウを栽培、年間売上3200万円を目指しています。
この日、同法人の中心施設となるライスセンターが竣工し、神事を行い施設の安全を祈願しました。ライスセンターは、2階建延床面積約300平方メートル、4台の乾燥機や野菜の保冷施設を整備しており、事業費は3200万円です。
このあと、農事組合ぬかさわの設立祝賀会が糠沢自治会館でが行われ、出川代表理事は「米価の低下など農業を取り巻く状況はよくないが、未来に向かい土台のしっかりした明るく楽しい農業を目指す決意を新たにしている。ライスセンターの竣工を節目とし、組合員一同、一層努力を重ねます」などとあいさつ。その後、乾杯や万歳三唱などが行われ、関係者らが地域農業の発展を誓いました。