2009年09月20日
コンテンツ番号5917
今年2回目の軽トラック市
(2009.9.20)
前回(7月18日)は豪雨で中止となり、実質2回目となる第3回「軽トラック市」が9月20日(日)、歩行者天国となった鷹巣駅前商店街で開かれ、格安で採れたての新鮮野菜などを求める市民らでにぎわいました。地元商店会や商工団体で作る軽トラック市実行委員会(高橋伸幸実行委員長)の主催。
軽トラ市は、昨年6月にはあけぼの町に相次いで大型店が出店し、既存商店街の活性化が課題になったことと、平成19年に、県の「まちの賑わい作り事業」モデル地区に選ばれたことから、鷹巣地区の商業者らが推進委員会を結成、にぎわいのある街なか形成にむけた取り組みの一環として、商工業者、生産者相互の交流を図るとともに、商店街への誘客を目的とした行われた。
午前9時に行われた開会セレモニーでは、津谷市長が「シャッター通りが増えてしまって、中心市街地が寂しくなってきている。大変寂しい思いですが、皆さんのこの熱い思いで、この中心市街地に沢山の方々が来ていただけるように、これからも市としても頑張っていきたい。そのためには、皆様のこれまで以上のお力添えをいただきたい」などとあいさつ。
また市商工会の伊藤公夫(まさお)会長が、「この軽トラ市は大型店ができ、中心市街地に閉塞感がある。なんとかして町中を活性化して元気づけたいということから発足した。少しずつ出店が増えてきたが50台を最初の目標に、100台、200台と全町をあげて軽トラ市がやれるよう、出店の方やご来場の方が近所や知人に声をかけて一緒に盛り上げていただきたい。閉塞感を乗り越えて、北秋田から新しい発想を全国に」と期待を寄せました。
今回の市(いち)には大館市、能代市、鹿角市、遠くは秋田市からも7事業者が参加、市内からは花や観葉植物、鮮魚、野菜を売る個人・商店、など7事業者が出店、道路の中央には、野菜や加工品などの特産物を積み込だ車両がずらりと並びました。
また、フリーマーケットには、市消費者の会(山野内キミ子会長)ほか、民芸品や衣類などを扱う個人など15団体・個人が出店したほか、実行委員会が出品した景品が当たる抽選会、北の杜音楽団による演奏、内陸線のイメージキャラクターのないりっくんも参加してのないりっくん紙芝居などのイベントが行われたほか、じゃっぱ汁も振舞われ、秋晴れの空の下、詰め掛けた市民らはにぎやかな市日を楽しんでいました。