2009年08月16日
コンテンツ番号6740
森吉山麓高原自然観察会
(2009.8.16)
8月16日、「森吉山麓高原のスギ原生林を訪ねる」と題した自然観察会が、森吉山野生鳥獣センター運営協議会(会長:津谷永光北秋田市長)主催で開催され、県内から22名の参加申し込みがあり、会長の津谷市長も参加しました。
開会式では、司会の環境省秋田自然保護官事務所の畠山さんから、「年に数回このような自然観察会を開催している。参加者の皆さんには、森吉の自然に触れていただき、自然観察だけでなく、美しい自然を後世に残せるよう環境保護にも興味をもっていただければありがたい。」と会の意義について説明がありました。
また、会長の津谷市長は「会長を仰せつかっているが、中々タイミングが合わず参加することができなかった。今日は念願かない楽しみにしてきた。秋田市や男鹿市など遠方からご参加をいただき感謝する。森吉は北秋田市の宝。多くの皆さんに観ていただきたい。」と挨拶がありました。
このあと一行は3班に分かれ、地元の山の案内人3名をガイドに、環境省秋田自然保護官事務所アクティブレンジャー足利さんを含む同事務所の3名のサポートのもと、黒石川林道出合い付近から高場森へ森林浴を楽しみながら散策し、目的地の高場森に群生している桃洞杉などを観察しました。
途中、倒木した杉の樹齢を年輪から推定したところ、約210年と判り、年表と照らし合わせたり、年輪の混み具合から標高900メートル付近の厳しい自然環境を想像したり、日頃は観ることのできない植物や野鳥などの鳴き声などを楽しみました。
次の観察会は、9月20日に太平湖で遊覧船を乗り継ぎ小又峡を主会場とする予定です。 詳しくは、環境省秋田自然保護官事務所(018-867-8588)にお問い合わせください。