2009年08月20日
コンテンツ番号6745
北秋田市バイオマス事業化計画策定委員委嘱状交付式
(2009.8.20)
北秋田市バイオマス事業化計画策定委員委嘱状交付式が8月20日、中央公民館研修室で開かれ、学識経験者や農業団体、林業団体などの代表者ら11人に津谷市長から委嘱状が交付されました。
市では、バイオマスタウン構想の実現に向け事業化計画を策定するにあたり、各分野の専門知識及び経験を計画に反映させるため、委員会を設置します。
策定委員会では、次の事項を審議し市長に提言します。事業の現状と課題の総合整理・分析/バイオマス利用可能量、バイオマス製品・エネルギー需要量等の調査、精査及び報告書の作成/バイオマス利活用事業の実行可能性能調査及び報告書の作成/バイオマス利活用事業の事業化計画の策定/その他必要な事項に関すること。委員の任期は平成22年3月31日まで。
委員の委嘱にあたり、津谷市長が「昨年度、市ではバイオマスタウン構想を策定し公表しました。今年度は、さらにもう一歩踏み込みバイオマスタウン構想を基に事業化計画を策定することにしました。計画を策定するにあたり、各専門分野から幅広い意見や提言をいただき、それを集約していきたいと考え、この委員会を組織させていただきました。バイオマス事業化計画は、北秋田市の未来を構築していく上でも重要な施策のひとつですので、委員の皆様にはそれぞれ専門的な立場から、バイオマスの事業化に向け忌憚のない意見を出していただきたい」などとあいさつ。
引き続き、第1回のバイオマス事業化計画策定委員会が開かれました。はじめに委員長及び副委員長が互選され、委員長に谷田貝光克氏(秋田県立大学教授・同大学木材高度加工研究所所長)、副委員長に伊藤公夫氏(北秋田市商工会会長)が選任されました。
谷田貝委員長は「北秋田市がバイオマスタウンとして全国に出て行けるよう、協力していきたい」などとあいさつ。
この後、事務局からバイオマス事業化計画策定の手順や今後のスケジュールなどについて説明があり、委員は活発に意見や質問を出していました。
今後、市では、木質バイオエタノール燃料化事業、木質固形燃料化事業、家畜排せつ物・生ごみ堆肥化事業、稲わら等自給飼料利用促進事業の4つを柱に、バイオマス事業計画を策定します。策定にあたり、関係事業者や農家などにバイオマス利用可能量やバイオマス製品・エネルギー需要量等の調査を実施し、また、バイオマス事業の規模や原料の調達先、販売ルートなどについても調査検討し、バイオマス事業化計画案を委員会にはかり、今年度のバイオマス事業化計画策定を目指します。
役職 | 氏名 | 団体名(役職) |
---|---|---|
委員長 | 谷田貝 光克 | 秋田県立大学 教授 同大学木材高度加工研究所 所長 |
副委員長 | 伊藤 公夫 | 北秋田市商工会 会長 |
委員 | 佐藤 清孝 | 鷹巣町農業協同組合 代表理事組合長 |
疋田 俊一郎 | あきた北央農業協同組合 代表理事組合長 | |
藤島 直一 | 藤島木材工業株式会社 社長 | |
大越 勝男 | 大館北秋田森林組合 組合長 | |
藤本 忠 | 北秋田市観光協会 会長 | |
佐藤 光悦 | 北秋田市自治会長会連絡協議会 会長 | |
山野内 キミ子 | 北秋田市鷹巣消費者の会 会長 | |
辻 高志 | 北秋田地域振興局 総務企画部長 | |
佐藤 唯直 | 北秋田市 副市長 |