2009年08月22日
コンテンツ番号6578
鷹巣混声合唱団演奏会
(2009.8.22)
県内でも歴史の古いコーラスグループ・鷹巣混声合唱団(斉藤郁夫代表)の31回目の演奏会が8月22日(土)、市文化会館で開かれ、息の合ったハーモニーで訪れた人々を魅了しました。
同合唱団は、終戦後間もない昭和25年、鷹巣農林高校の男声合唱団「ゴン兵衛合唱団(昭和24年発足)」と、鷹巣高等女学校(昭和2年創立、同25年鷹巣農林高校に併合)の女声合唱部で活動していた部員らによって産声を上げた県内でも歴史の古い合唱団。変遷を経ながら今年で57年目を迎え、現在は約26人ほどの団員で活動しています。
年間の定例的な活動は、定期演奏会と文化祭での発表ですが、また、浜辺の歌音楽祭や大館市民合唱祭に参加するなど、精力的な活動を続けています。
演奏会は3部構成で、第1部は鷹巣混声合唱団が、混声合唱組曲「水のいのち」より「雨」「水たまり」「海よ」の3曲を披露。
また第2部では埼玉県東松山市を拠点として、合唱団の運営、地域における音楽普及啓発活動、音楽家志望者への後援などの音楽活動を行っている非営利団体「五月会」の中核をなし、全日本合唱コンクール全国大会に関東地区代表として通算10回、連続8回出場し、入賞するなど実績のある東松山ユンゲルコールが混声合唱のための組曲「蔵王」より「蔵王賛歌」「投げよう林檎を」「雪むすめ」など5曲を披露しました。。
休憩後の3部では、昭和63年に弘前市市制施行百周年を契機に結成され、年2回の定期演奏会のほか、青森県民文化祭への参加や、ライオンズクラブ等の記念式典での賛助演奏など幅広く活動している弘前交響楽団と鷹巣混声合唱団、東松山ユンゲルコール、コール・プリムローズ(秋田市)の合唱団の総勢127名がステージ整列し、昭和48年から昭和60年までの12年間の鷹巣高校の勤務の際は、鷹巣混声合唱団、鷹巣室内合奏団の指導、指揮を担当し、現在はフレンズエコー桜、秋田男声合唱団を指導している川口洋一郎氏の指揮のもとモーツァルト「レクイエム」を全曲披露し、混声合唱の魅力を伝え、訪れた約400人の聴衆に感動を与えました。