2009年07月03日
コンテンツ番号6754
完工は来年12月
(2009.7.3)
秋田県が伊勢町地内に建設している北秋田地区統合高校(仮称)の安全祈願祭が7月3日(金)、建設地で行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。
県立北秋田地区統合高校(仮称)は北秋田市内の高校4校(鷹巣農林高校・鷹巣高校・米内沢高校・合川高校)を再編統合して、「21世紀の県北に活力を与える、県北地区の核となる学校」を目指し、普通科、生物資源科、緑地環境科が設置される総合高校として、平成23年4月の開校予定で鷹巣農林高校の敷地に建設されます。
建物の概要は、教室・管理棟(RC造・一部鉄骨3階建て、建築面積2,949.32、延床面積9,901.32)、体育館棟(RC造・一部鉄骨2階建て、建築面積2,949.32、延床面積9,901.32)となっています。
午前11時から始まった式典には、建設現場に仮設されたテントに工事、県、県教育庁、高校、地元自治会、市などの関係者約80人が参列。神事では、県教育委員会北林真知子委員長の鍬入れの後、北林委員長、根岸均県教育長、佐藤秀樹鷹巣農林高校長、津谷市長らが玉ぐしを奉てんし工事の無事を祈りました。
この後、北林委員長が、「教育の果たす責務は人材育成で、統合高校の母体である鷹巣農林高校、鷹巣高校、米内沢高校、合川高校は、歴史ある伝統校で地域はもとより県内外で活躍する人材を輩出してきた。これら4校を礎とする北秋田地区統合高校は、特別進学コース、文系コース、理系コース、スポーツコース、キャリアコースと内容を充実することにより、確かな進路希望の実現を図り、また、県北地区の農業の中心校として自立できる農業のスペシャリストを育成する。スキー、フェンシングなど全国トップレベルの部活動を持つ学校として県北地区の拠点校なり、北秋田地区に大きな活力を与えるものと期待している」、「統合高校がこれまでの4校の伝統を継承しつつ、新たな歴史を築き、地域からも愛される魅力ある学舎となる事を願う」とあいさつしました。
工期は平成21年3月〜平成22年12月までで、平成23年4月には北秋田地区統合高校(仮称)の新しい歴史が始まります。