2008年07月04日
コンテンツ番号6758
阿仁のゴンドラで行く森吉山紀行
(2008.7.4)
「花の百名山」として知られている森吉山(標高1,454m)。阿仁スキー場のゴンドラを利用して気軽にトレッキングができる「阿仁のゴンドラで行く森吉山紀行」が7月4日(土)から始まり、運行第1日目日となったこの日、さっそく高山の花々を鑑賞しようと訪れた観光客などでにぎわいました。
ゴントラの運行にあたっては、運営しているウインターガーデンリゾーツ(本社・東京)が休止を打診。市と会社が、再開を目指し、協議を続けた結果。NPO法人冒険の鍵クーン(村田君子代表)が施設を借り受けて運営することで合意しました。また、冒険の鍵クーンが運行に必要な許認可を取得するまでは、ウィンターガーデンリゾーツ社が運営します。
今年は、7月4日(土)〜8月16日(日)まで毎日。8月17日(月)以降9月までの土、日、祝祭日。10月1日(木)〜25日(日)毎日運行することが決定しました。
運行初日のこの日は、小雨のぱらつく天候でしたが、運行開始前から中高年のグループや夫婦連れ・首都圏からの団体客などが列をつくり、ゴンドラに乗りこみました。
観光客らは、コンドラ山頂駅でコンドラを降りると、登山道沿いに咲く可憐な花々を鑑賞しながら、石森(約30分)や山頂(約90分)を目指し、歩を進めていました。
現在は、石森付近の登山道沿いでニッコウキスゲが見ごろを迎えているほか、湿原や山頂付近では、イワカガミやチングルマなども咲いており、ハクサンフクロウも咲き始めています。また、雪解けが終わった地点では、シラネアオイも見られます。
「花の百名山」として知られている森吉山は、7月から8月にかけても、ハクサンシャジン、クルマユリ、キンコウカなどが咲き誇ります。
また、天候が良ければ、山頂から太平山・鳥海山・秋田駒・岩手山・八幡平・八甲田山・白神山地・男鹿半島・日本海などの大パノラマを望むことができます。