2009年07月17日
コンテンツ番号6777
鷹巣南中学校音楽教室
(2009.7.17)
北秋田市出身の声楽家・柴田志保子さんらを迎えた音楽教室が7月17日(金)、鷹巣南中学校(渡邊一 夫校長、生徒数154人)体育館で開かれ、全校生徒がプロの音楽家による演奏を楽しみました。
同中を訪れたのは、ソプラノ歌手の柴田志保子さん、ピアノの神保温子さん、バイオリンの神保聡子さ んの3人。柴田さんらは、前日の17日に市交流センターで開かれたコンサート「わが街の楽しい演奏会」への出演 のため北秋田市を訪れたもので、同日には、ふるさとの子供たちにも音楽に親しんでほしいと鷹巣東小、 同西小でも演奏会を開催、この日は南中学校での音楽教室となったものです。
柴田さんは鷹巣高校OB。国立音楽大学声楽科を卒業後、二期会オペラスタジオ修了。数多くの演奏会などに出演した ほか、オペラ「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテルを演じ、全国の学校を巡りました。
しばらくの間子育てのため現役を退いていましたが、数年前から活動を再開、平成19年の夏には、ふ るさと北秋田市で演奏会を開催、母校の鷹巣中学校などでも後輩たちに歌声を聴かせています。
会場には、全校生徒ほか教職員、保護者、小学校時代の恩師らが参集。校長のあいさつの後、柴田さんが神保温子さんの伴 奏で「からたちの花」「野ばら」「さくら横町」など日本の歌曲を透明感にあふれる美声で披露し、体育館を癒しの空間に包み込みました。
続いて、ヴァイオリンの神保聡子さんが「愛の挨拶」「チャルダッシュ」などの名曲を演奏、また、「 涙そうそう」「タイスの瞑想曲」など4曲を詩情豊かに奏で、生徒たちは繊細なヴァイオリンの調べにう っとりと聴き入っていました。
この後再び登場した柴田さんは、シューベルトの「野ばら」、オペラの名曲「ある晴れた日に」などを 熱唱、プロの声楽家の迫力で音楽の素晴らしさを中学生の心に刻みました。
柴田さんら3人は、明日18日(土)、鹿角市の花輪市民センターでワンコインコンサート(PM6:30〜 )を開くほか、19日(日)には大館能代空港のターミナルビル2階出発ロビーで、神保聡子さんのヴァ イオリンコンサート(AM11:00〜)が開かれます。