2009年07月17日
コンテンツ番号6776
第59回“社会を明るくする運動”
(2009.7.17)
第59回“社会を明るくする運動”(北秋田市推進本部長=津谷市長)の街頭パレード・集会が7月17日、鷹巣地区で開かれ、市内の関係機関・団体から合わせて約300人が参加し、犯罪や非行のない明るい社会づくりを築こうと決意を新たにしました。
この運動は、昭和24年、貧困による少年の非行が社会問題となっていた状況に心を痛めた東京・銀座商店街の人たちが、犯罪や非行の予防を広く訴える「銀座フェアー」を開催。この活動をきっかけとして、昭和26年から「社会を明るくする運動」が全国的に展開されることになりました。
現在では、「すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め」「それぞれの立場において力を合わせ」「犯罪や非行のない明るい社会を築いていこうとする」ことなどを目的として法務省が主唱し、強調月間である7月に全国的に展開されています。
例年では、文化会館前での集会後、街頭パレードをして運動の趣旨を沿道の市民に呼び掛けていましたが、今年は文化会館から市役所本庁舎までの約1kmの街灯パレード後、集会が行われました。
集会は、市鷹巣更生保護女性会のコーラスでオープニング。セレモニーでは、はじめに佐藤唯直副市長が「今こそ、運動の原点に立ち返り、地域社会が一体となり、犯罪や非行のない社会や、犯罪をした人や非行の少年を地域に受け入れ、その立ち直りを支える社会の形成に取り組むことが求められている」とあいさつ。
続いて、北秋田警察署の小林宣康署長が、「最近のテレビ・新聞紙面では残忍・凶悪な犯罪が後を絶たない。教育の原点は親子・家庭関係であり、福祉団体、教育機関との連携で、安全で安心して暮らせる北秋田市実現のためこの運動に参加してる皆さんといっしょにがんばりたい」などと、協力を呼びかけました。
また北秋田保護司会の藤原興道会長のあいさつの後、市子ども会育成連絡協議会の湊屋啓二会長が法務大臣からのメッセージを朗読し、犯罪のない明るい社会づくりへの誓いを新たにしました。