鷹巣西部地区県営ほ場整備事業竣工

蟹沢、坊沢地区基盤整備事業竣工記念碑除幕式

（2009.7.27）

式典で祝辞を述べる長岐理事長

蟹沢地区除幕式

坊沢地区除幕式

平成１４年度に鷹巣西部地区（蟹沢、坊沢）で水田２１０．３ヘクタールの区画整備をはじめ、農道、用排水路等の整備に取り組んでいた県営ほ場整備事業（現、経営体育成基盤整備事業）がこのほど竣工し、７月２７日、北秋田市交流センターで竣工式が行われました。

竣工式に先立ち、蟹沢、坊沢両地区の現地で神事のあと記念碑の除幕式がとりおこなわれ、蟹沢地区「未来永劫」、坊沢地区「豊田齎福」と刻まれた碑が出席した関係者に公開されました。、

竣工式では、長岐洋一北秋田市鷹巣土地改良区理事長の式辞、長岐哲行北秋田地域振興局長のあいさつのあと、事業に尽力された方々に感謝状の贈呈などがありました。

来賓あいさつでは佐藤副市長が「農業を取り巻く情勢は、生産調整・農家戸数の減少・担い手不足による将来への不安など厳しい状況が続いている。しかしながら、生産者の顔が見える地産地消への期待と食の安全を重視する時代の流れが消費者の認識の変化につながり、厳しい農業環境でありながらも今後の日本の農業については発展し、期待の持てるものと考える。市においても基幹産業の農業の発展は地域の活性化に結びつくものであり、魅力ある農業の実現に向けて努力したい」と述べました。

坊沢地区では（農）坊沢営農組合が転作地で生産される大豆を利用し国産100％の豆腐を生産し、現在では市内のスーパーに卸すなど六次産業に取り組んでいる。

また、蟹沢地区では近年のブランド志向が高まる中で、地区の用水源が渓流水であることを前面に打ち出し、渓流水で育てた米「渓流米」としての販路拡大を模索している。

事業概要