2009年06月05日
コンテンツ番号6804
原水爆禁止国民平和大行進
(2009.6.5)
原水爆禁止国民平和大行進が6月5日(金)、鷹巣陸橋から市役所まで行われ、約40名が参加し、鷹巣陸橋から市役所前まで行進し、市民らに核兵器の廃絶などを訴えました。
原水爆禁止国民平和大行進は、昭和33年6月に被爆地広島から東京に向けてスタートしました。歩くという素朴な行動が市民の共感をひろげ、行進には100万人が参加しました。
この日以来、平和行進は全都道府県と7割をこえる自治体を通過し、毎年10万人の人々が参加する国民的行事となっています。
北海道−東京コースの行進は、5月6日に北海道の礼文島をスタート。5月31日に青森県、6月4日に秋田県入りし、7月23日の東京を目指し、東北や北陸地方などの各地を行進や集会で繋ぎます。
市内を行進したあと、市役所を表敬訪問したのは、五十嵐成臣(しげおみ)さん(北海道−東京コース通し行進者)、佐藤章雄さん(鷹巣阿仁地域労働組合総連合議長)ら6人。
五十嵐さんは「先日、北朝鮮の核実験が行われた。世界が協力し、核廃絶に向かうなか、世論に対しての挑戦で絶対許すことはできない。抗議の意味も込めて行進を続けたい」などと活動の意義など訴えました。
佐藤唯直副市長は「4月に、オバマ米大統領も『核兵器のない世界』の実現に向けて世界をけん引してゆくことを誓ったさなか、北朝鮮の核実験は非常に残念。市としても、世界平和や核兵器廃絶に向けて皆さんの活動に賛同したい」などと述べ、協賛金を手渡しました。