2009年06月12日
コンテンツ番号6811
秋田県反核平和の火リレー
(2009.6.12)
6月12日(金)、平和の火を受け継ぎながら県内の市町村を回り、核兵器の廃絶などを訴える平和の火リレーが、北秋田市内を走りました。
このリレーは「日本青年学生平和友好祭秋田県実行委員会」が主催するもので、今年で21回目となります。「平和の火」とともに、原爆の悲劇を繰り返さないことはもちろん、この地球上から戦争がなくなり誰もが安心して暮らせる社会になることなどを訴えます。
秋田県反核平和の火リレーは、6月10日鹿角市をスタート。11日に北秋田市に入り、24日の秋田市を目指し、県内の各地を「平和の火」を走り継ぎます。
市内をリレーするに先立ち、12日市役所まで鷹巣地区出発集会が開かれました。地区実行委員会を代表して永坂北秋田市役所職員労働組合青年女性部長が「リレーを通して戦争や核兵器などの問題はもちろんのこと、経済不況による雇用不安定や職場環境の影響によるメンタルの問題など職場の平和ということについても考えるきっかけになってほしい」とあいさつしました。
また、来賓としてあいさつした佐藤唯直副市長は「このような活動により、今、世界は反核そして平和実現に向けて話し合いがなされている。一方で、北朝鮮の地下核実験の例もあり、今後もこの活動を続けて、核のない平和な世界が訪れることを望みます」と述べました。
広島原爆ドーム前の「平和の火」を種火としたランプから佐藤副市長が採火して、第一走者のトーチに点火され、世界平和を願う反核平和の火リレーがスタートしました。