議長不信任決議を可決

2009年06月26日

コンテンツ番号6829

北秋田市議会６月定例会最終日

（2009.6.26）

議長の不信任決議案は、無記名投票の結果で採決（２６日、市議事堂）

６月議会定例会の本会議が、最終日となった６月２６日（金）再開され、提出された議長不信任決議や提案された補正予算、条例改正の議案等１５件が原案どおり可決されました。

本会議では、武藤忠孝議員より吉岡興議長の不信任決議案が提出され、武藤議員は「議会運営全般に対する責任の重要性に欠けていたこと。議会運営委員会に諮問するべき重要な事案を独断で処理されたこと。議会全体が不信に至る事態に責任を感じでいないこと。前市長の議会における発言と議長に対し、最終判断とも言える説明責任を議会全体に対し、うやむやに処理された責任は重大」と提出理由を説明しました。

決議案に対し、反対討論、賛成討論が展開されたあと、無記名投票で採決が行われました。投票の結果は賛成１４票、反対１０票で決議案は可決されました。

このあと、総務企画・生活環境・福祉教育・産業建設の各常任委員会に審査を付託された議案などについて、各常任委員長から審査の結果について報告があり、質疑が交わされました。このうち、健康福祉常任委員会から報告のあった議案「北秋田市阿仁診療所の設置に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」は、阿仁病院を無床の診療所にする内容の条例に改正するもので、同委員会では、無床から有床の診療所にする修正案が出されましたが、賛成少数で修正案は否決され、また、原案については起立採決が行われ、賛成多数で可決されました。

また、議員からの発議案「北秋田市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例の制定について」は、議員定数を２６人から２２人に改正するもので、発議案については賛成と反対の立場から討論があり、起立採決の結果賛成少数で否決されました。

最後に、議長の不信任決議案の提出に続き、議会運営全般について議長を補佐していないとの理由で、庄司憲三郎副議長の不信任決議案も提出され、無記名投票で採決が行われました。投票の結果は賛成１４票、反対９票で決議案は可決されました。

議案の採決結果については次のとおりです。