2009年05月18日
コンテンツ番号6857
森吉大学開講式
(2009.5.18)
高齢者の生涯学習講座「森吉大学」(佐々木邦夫学長)の開講式が5月18日(月)、森吉コミュニティセンターで開かれ、大学生たちの学習活動がスタートしました。
北秋田市では、各地区で「合川ことぶき大学」「森吉大学」「阿仁生き活き大学」などの名称で高齢者を対象とした通年の生涯学習講座が設けられ、多くの市民が趣味や世代間交流、研修旅行、健康講座などで学び活動しています。
森吉大学は、高齢者が学習や研究活動の成果を発表し合い、相互啓発を通して、自らの生きがいの創造してもらう場として市教育委員会が開設しているもので、今年度は140人の学生らが、多くの講座やクラブで学んでいます。
また、活動計画として移動研修(7月・9月)、学習会(11月)、市高齢者大学合同講座(1月〜2月)、閉講式(3月)などが計画されています。
開講式で佐々木学長は「森吉大学の生涯学習を通して、自分づくり、仲間づくり、生きがいづくりを実践してほしい。今年度の入学希望者は140名。前年より35名も増えている。前田ことぶき大学から20名が編入学しているが、それ以上に参加者が増えている。それも、「大学で学びたい」「大学を育てたい」と強く思ってる方が多いからと思う。大学で生きがいをもって学ぶには、気力・体力・意欲の3つの要素が必要です。楽しく無理なく一年間学習してほしい」などとあいさつ。
また、堀部聡生涯学習課長は「北秋田市で高齢者大学に参加している学生は588名。大きく、大切な学習集団となっている。これまで培ってきた知識や経験を活かし、生涯にわたる生きがいになる学習活動を通じて、より良いまちづくりにご支援いただきたい」などとあいさつしました。
このあと、受講生を代表して、片岡利一郎さん(浦田)が「学友と学び合い、地域の行事にも参画しながら己の視野を広げるともに自己の研鑽に努める」と今年度の開講にあたり誓いのことばを述べました。
開講式終了後、記念講演として七日市龍泉寺の佐藤俊晃(しゅんこう)住職が「絶対長生きする方法」と題して講演しました。