2009年05月31日
コンテンツ番号6889
幸屋交流センター竣工
(2009.5.31)
昨年から市が阿仁幸屋地内で建設を進めていた幸屋交流センタ−の竣工式が5月31日行われ、地区住民らが、秋田杉がふんだんに使われた自治会館の完成を喜び合いました。
地元の幸屋自治会では、旧児童館の老朽化が進み、旧阿仁町時代に児童館の改築を要望し、阿仁町過疎地域自立支援計画に児童館改築計画が盛り込まれた。合併に伴い北秋田市総合計画基本構想に引き継がれ、今回、市では、同様に建て替えが必要とされる他の施設とともに、地域の林業振興を目的とした国庫補助事業"秋田の木・利用推進木造公共施設等整備事業"を導入して建設したものです。
施設は木造平屋建てで述べ床面積140.3。44帖の集会室のほか、調理器具を備えた実習室、会議室などを備えます。大ホールの柱・梁(はり)材には秋田杉の大断面集成材を使用、外装材及び内装の壁と天井材には秋田杉、床材には杉間伐材を使ったフローリングを使用しているなど、秋田杉の使用率は約95%と秋田杉を施設の内外にふんだんに使用することにより、秋田杉の温もりや優しさを建物全体に表現しています。
総事業費は2,800万円。半分は国の補助、残りを起債(過疎債)と地元からの寄付でまかないました。 竣工式には、地元幸屋自治会の住民ら関係者約41人が出席。はじめに、津谷市長が「地域の方々に大いに利用していただき、地域の交流の拠点となるよう活用してほしい」とあいさつ。式典後は、祝賀会が開かれ、秋田杉の香りに満ちた自治会活動の拠点施設完成を喜び合いました。
なお、昨年度は同事業を活用して南鷹巣地区の南鷹巣交流センターも建設されました