2009年03月08日
コンテンツ番号7091
(2009.3.8)
〜市内5中学校で卒業式〜
好天に恵まれた3月8日(日)、市立中学校全5校で卒業式が行われ、卒業生がそれぞれの思い出を胸に学び舎を巣立ちました。
今年の卒業生は鷹巣中学校が125人、鷹巣南中46人、合川中59人、森吉中60人、阿仁中32人の計322人。このうち、今年度創立50周年を迎えた鷹巣中学校では、卒業生、在校生、教職員、来賓、保護者合わせ約500人が出席、体育館を会場に式典が行われました。
はじめに、佐藤敬顕校長が一人ひとりに卒業証書を授与した後、「明治時代、札幌農学校で教べんを取ったクラーク博士が残した『少年よ大志を抱け』という有名なことばがある。この『大志』には、人の幸せに役立ち、人間としてすべてのことを成し遂げる、という意味がある。自分自身で目標を持ち、努力する人間であってほしい」などと式辞を述べました。
また、三澤仁教育長は、歌手のアンジェラ・アキが第75回NHK全国学校音楽コンクール・中学校の部の課題曲として書き下ろした合唱曲『「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜』の歌詞を引用し、「これからの人生の中で悩むこともあるだろう。しかし、この歌の歌詞にもあるように、悩みはみんな一緒。負けずに思いきりぶつかって。それが自分を大切にすること」と激励しました。
岸部市長、山内幸雄PTA会長の祝辞のあと、在校生を代表し笹森奏海(かなみ)さんが、「先輩たちとともに過ごしたことで、信じあうことのすばらしさを感ずることができた。伝統をしっかりと受け継ぎ、新たな歴史を書き込んでいく」、と誓いの言葉を贈りました。
答辞では、卒業生を代表し高橋晃平君が、体育祭や全校合唱コンクール、修学旅行など3年間の思い出一つひとつを振り返った後、在校生、教職員、保護者にお礼を述べ、「青春の海は荒れることもあるだろう。しかし、夢を信じ、自分を信じ、明日の岸辺を目指してこぎ進めて行く」と、決意を述べました。
また、合川中学校では卒業生、在校生、来賓合わせ約300人が出席。式典では、伊藤明美校長が、「一生懸命な気持ちが人を動かす。ひたむきに努力する姿勢を持ち続け、合川中学校の卒業生として胸を張って強く生きて行って」と激励の言葉を贈りました。
式典の最後には卒業生が全員で「はばたこう明日へ」「旅立ちの日に」「大地讃頌」の3曲を心一つにして歌い上げ、感極まって目頭を押さえる卒業生や保護者の姿もありました。