2009年03月25日
コンテンツ番号7022
100キロチャレンジマラソン実行委員会
このほど、NHK東北ふるさと賞を受賞した100チャレンジマラソン実行委員会の伊藤四郎第18回大会会長、松田光朗副会長(森吉地区実行委員長)、成田光弘副会長(鷹巣地区実行委員長)らが3月25日、市役所を訪れ、佐藤副市長に受賞を報告しました。
同賞は、東北を舞台にさまざまな分野で顕著な成果をあげ、地域活性化に貢献している個人や団体を表彰するとともに、放送によりその活動を紹介するものです。昭和58年(1983年)から始まり、毎年、東北各県から1人(組)ずつ選ばれ、26回目を迎える今回までに合計156組の方々が受賞しています。
「北緯40°秋田内陸リゾートカップ・100キロチャレンジマラソン」は、「100キロの部」と「50キロの部」があり、昨年の第18回大会には、1198人のランナーが参加しました。早朝に角館を出発し国道105号線を北上、大覚野峠を抜け鷹巣までの、秋田内陸線沿線100キロのコースを走る過酷なレースです。コースの高低差は約500メートル、山渓や田んぼが広がる自然豊かな秋田内陸路を走ります。
平成18年と19年は資金難や国体の開催などで休止を余儀なくされましたが、再開の要望が相次ぎ、2年間の休止期間を経て3年ぶりに復活しました。平成21年には19回目の開催も決まっており、大会の実行委員会は北秋田市、仙北市等の各地区からの地区実行委員長と大会事務局が中心となり、大会当日には各地区の実行委員会事務局と有志のボランティアが大会を運営しています。
昨年の10月31日(東北ブロック放送)、12月23日(全国放送)の放送では、昨年度の第18回大会の模様が紹介され、視聴者に感動を与えました。
20年度(第26回)NHK東北ふるさと賞では、「地域を挙げてのイベントとして定着し、全国から訪れる参加者との交流や地域活性化に寄与している」として、秋田県からは同実行委員会が選ばれたものです。
伊藤会長は、「受賞は、全国から参加するランナーの情熱と地域の皆さんに支えられた成果。これからも地域づくりの一助となるよう大会運営に努めたい」と述べていました。
報告を受けた佐藤副市長は、「市民ボランティアなどたくさんの方々に支えられている大会はほかにないのではないか。事務局が中心となって運営していくのも大変かと思うが、これからも大会が続けられるよう頑張ってほしい」などと激励しました。
(2009.3.25)